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軍都久留米 近代都市への転換と地域の人々

山口淳

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784910038889
ISBN 10 : 4910038884
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan

Content Description

日清・日露戦争後の師団・聯隊増設の国策に伴い、軍隊を誘致した久留米。広大な土地の献納と多額の寄附金をもっての、官民挙げての活動の成果であった。建設工事や各種手配などで国・軍部の意向に時に翻弄されながらも、街は道路や通信などインフラが急速に整備され、活況を呈してゆく。そして物価高騰や地域・業種間など様々な格差、農地減少と離農、水源枯渇など“負”の代償も―。藩政末期から戦後の軍部解体期まで、資料で辿る国内有数の軍都の姿。

目次 : 第1章 軍都の舞台 久留米/ 第2章 軍隊の誘致/ 第3章 軍は地域に何を求めたか/ 第4章 兵営の建設/ 第5章 かくして軍都となった/ 第6章 久留米への選地理由/ 第7章 軍は何をもたらしたか―久留米市の発展/ 第8章 地域の人々と軍隊/ 第9章 発展の陰で/ 終章 「軍都久留米」の終焉

【著者紹介】
山口淳 : 1953年、久留米市御井町に生まれる。同志社大学にて考古学を学ぶ。1979年、久留米市役所入所(埋蔵文化財発掘調査員)。文化財保護課にて歴史資料類の調査、収集、保存などに従事。その後、退職前3カ年間は久留米市立中央図書館勤務。2014年、定年退職。久留米市立北野図書館嘱託職員を3カ年勤め、職を辞す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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