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白魔の檻

山口未桜

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488029326
ISBN 10 : 4488029329
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan

Content Description

霧とガスで閉ざされ牢獄と化した病院。非常事態下で発生する不可能犯罪に、研修医・春田芽衣と医師・城崎響介が挑む。デビュー作にして本屋大賞第4位に輝いた『禁忌の子』に連なるシリーズ第2弾。

【著者紹介】
山口未桜 : 1987年兵庫県生まれ。神戸大学卒業。現在は医師として働く傍ら、小説を執筆している。2024年『禁忌の子』で第34回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作は翌年、本屋大賞で第4位に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    山口 未桜、、2作目です。『禁忌の子』に連なる、シリーズ第2弾、著者の医師としての得意分野に、本格ミステリの色んな要素を詰め込み過ぎた感があります。しかし地域の医療格差、産婦人科の質量共の不足、医療業界は、様々な問題を抱えています。 https://special.tsogen.co.jp/byakumanoori

  • パトラッシュ

    医師探偵城崎のシリーズ第二弾は、危機が迫る孤立した館での連続殺人というミステリ界最大の難舞台に挑戦した。地震でスマホも使えない過疎地の病院に、噴出した有毒ガスが押し寄せつつあるとの設定が秀逸だ。薬も食も失われ追い詰められる医師や看護師が、入院患者を必死に助けようと奔走する姿と事件の謎解きが重なり強烈なサスペンスを生み出している。単純な館ものではなく地方病院経営の難しさや医療過誤、医師たちの過去など錯綜した人間関係が絡む破滅寸前の病院で、城崎がクイーンばりの推理を展開するラストは深いカタルシスに満ちている。

  • bunmei

    デビュー作『禁忌の子』でブレイクした、山口未桜の第2弾。今回は、北海道の山奥にある総合病院で起きた連続変死事件と、濃霧と硫化水素によって外界と遮断されて緊迫する医療現場を描いた、クローズトサークルミステリー。また、著者が医師を務めながらの二刀流作家ということで、医学の知識を活かした医療ミステテーともなっている。地方医療における、過酷な勤務実態が浮き彫りになっていくと共に、過去の医療ミスが、今回の事件に絡み合っている事が明らかになっていく。研修医の春田芽衣と医療支援派遣医師の城崎響介が事件の謎に挑む

  • ゲンタ

    病院に閉じ込められている87人、全ての人にフルネームがあって、医療現場の臨場感もすごくて、おもろかった!というのが1回目読了の感想。

  • FUKUSUKE

    【サイン本】城崎先生が再び事件に巻き込まれる。それだけ聞いても楽しみなのだけれど、登場人物がしっかりと描かれていて、まるでドラマを見ているかのような気分になれた。今回は濃霧に閉ざされた北海道の地方病院が舞台。そこで第一の死者がでるのだが、死因は温泉地ならではの硫化水素ガスによる中毒死。その後、地震が発生し、病院全体を有毒ガスが覆いはじめる。閉ざされた世界で続く殺人事件……。テレビで山口未桜さんと一緒に出演した朝比奈秋さんが話していた内容が頭を過る。地方医療、労働環境等の社会問題も描かれていて学びもあった。

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