Product Details
ISBN 10 : 4000222325
Content Description
「米中韓が連携し、「慰安婦」問題で日本を攻撃している」。そんな危機感を抱く歴史修正主義者たちは「歴史戦」と称して、アメリカなど海外への情報発信を強めている。ネットによる情報拡散のみならず、現地での集会や訴訟も展開。政府も加わった「歴史戦」の実態を詳細に報告し、歴史認識と政治のあり方を問う。
目次 : 第1章 「歴史戦」の誕生と展開(「歴史戦」前史―転機としての「一九九七年」/ 情報戦―第一次安倍内閣時代の右派論壇 ほか)/ 第2章 アメリカ「慰安婦」碑設置への攻撃(日系アメリカ人が「慰安婦」碑に反対しているという誤報/ 実態のない「日本人いじめ」 ほか)/ 第3章 謝罪は誰に向かって、何のために行うのか?―「慰安婦」問題と対外発信(マウマウ記念碑/ 「連累(implication)」という概念 ほか)/ 第4章 官民一体の「歴史戦」のゆくえ(男女共同参画批判と「慰安婦」否定論/ 一九九〇年代の歴史修正主義と「慰安婦」否定論 ほか)
【著者紹介】
山口智美 : 1967年生まれ。モンタナ州立大学准教授。専門は文化人類学、フェミニズム
能川元一 : 1965年生まれ。大学非常勤講師。専門は哲学
テッサ・モーリス‐スズキ : 1951年イギリス生まれ。オーストラリア研究協議会特別フェロー・オーストラリア国立大学教授。専門は歴史学、日本近代史
小山エミ : 1975年生まれ。「脱植民地化を目指す日米フェミニストネットワーク」(FeND)共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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oldman獺祭魚翁
読了日:2018/01/08
更紗蝦
読了日:2020/01/11
ヘタ
読了日:2017/10/19
hiroizm
読了日:2021/09/30
小鈴
読了日:2019/06/15
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