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総理

山口敬之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344029606
ISBN 10 : 4344029607
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2016
Japan

Content Description

そのとき安倍は、麻生は、菅は―。綿密な取材で生々しく再現されるそれぞれの決断。迫真のリアリティで描く、政権中枢の人間ドラマ。

目次 : 第一章 首相辞任のスクープ/ 第二章 再出馬の決断−盟友の死、震災、軍師・菅義偉/ 第三章 消費税をめぐる攻防−麻生太郎との真剣勝負/ 第四章 安倍外交−オバマを追い詰めた安倍の意地/ 第五章 新宰相論−安倍を倒すのは誰か

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しいたけ

    痺れた。圧倒される。記者とはこんなにも肉薄するものか。政治家にも、政治にさえも。「私が本書で示したかったのは、安倍晋三という人物、麻生太郎という人物、菅義偉という人物が、政治の局面でどう発言し、どう行動したのかという客観的事実」「スイカは外から見ているだけでは内がどんな色かわからない。スイカを見て割って食べた顚末を他人に伝えて初めて、その一連の作業がジャーナリズムというジャンルに属する」アメリカを怒らせても信念を通す総理、麻生の仁義、菅の知力と行動力、そしてジャーナリストの矜持。何故か私までガッツが沸く。

  • びす男

    深く深く、取材対象となる政治家に入り込んでいるからこそ書ける本だ。とにかく尋常でない食い込み方。この人と同じ時期に政治部にいたら、ものすごく嫌だろうな。最近の政治家は、短命政権が続いたこともあってどこか粒が小さいような印象を受けるが、安倍さん、麻生さん、菅さんのラインは結構な大物なのかもしれない。争わず、互いに国家に対する大局観で動くという信頼関係があるように感じる。絶望から這い上がる過程や、長期政権が彼らを大きくさせたという見方もできる。

  • Yunemo

    まずは、曖昧さで始まり、最後に欲求不満さが残って読了。現役の政治家、それも総理、なかなか書き抜けませんよね。安倍氏、麻生氏の真の姿を捉えていると、そう信じて読み込み。政治のど真ん中、客観姿勢を崩さずに、現総理の苦悩を記すという点では、現実の一面を垣間見。でも、まだまだ記すには早すぎる感がして。今後の政治、「Yes or No」ではなく「How」を問われる局面が急増。また「No」といった後の関係修復への道筋を付ける必要性。よくよく理解。現総理が、歴代総理と違った面を持つことに、自身は「Yes」と肯定したい。

  • またおやぢ

    政治家には気概と色気が必要であると思う。ポピュリズムの台頭著しい昨今、耳障りの良い、近視眼的で思慮の浅い発言や行動をする政治家が多いのは事実であろう。その中で、この本に登場する男達の志の高さと、愛国心には敬意を覚える。自らの信じるものを成し遂げる勇気や苦闘と激務を理解にするにつけ、彼らが果たしてきた役割やその貢献を認め、その上でこの国の国民として、義務を果たし且つ権利を主張することの重要性を再認識する。勿論、書かれたこと全てが事実かは判別できないものの、著者のジャーナリストとしての矜持も垣間見れる一冊。

  • Ikutan

    元TBCの政治記者だった筆者が常に至近距離で見てきた安倍晋三氏の16年間を彼を取り巻く人間模様と共に記したもの。日頃、政策については報道を通じて知ることができても、具体的な人物像や、その政策のためにされている仕事の内容などは知らないことが沢山あり、興味深かった。辞任後から再出馬までの過程。消費税をめぐる攻防。外交。ポリティカル・アセットという概念。記者が政治家間の重要な伝達の役割を担っているというのは驚きだった。個人的には麻生氏のイメージがぐっと変わったなぁ。安倍氏の外交に着目した『暗闘』も読んでみたい。

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