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武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50 角川文庫

山口周

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784046066008
ISBN 10 : 4046066008
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
山口周 ,  

Content Description

哲学というと「実世界では使えない教養」と捉えられてきたが、それは誤解。実際は、ビジネスパーソンが「クリティカルシンキング」つまり現状のシステムへの批判精神を持つために、重要な示唆をくれる学問である。本書では、“無知の知”“ロゴス・エトス・パトス”“悪の陳腐さ”“反脆弱性”など50のコンセプトを、ビジネスパーソン向けの新しい視点で解説。元・経営コンサルタントだから書けた「哲学の使い方」がわかる1冊。

目次 : プロローグ―無教養なビジネスパーソンは「危険な存在」である/ 第1部 哲学ほど有用な「道具」はない(本書といわゆる「哲学入門」の違い/ なぜ、哲学に挫折するのか?)/ 第2部 知的戦闘力を最大化する50のキーコンセプト(「人」に関するキーコンセプト―「なぜ、この人はこんなことをするのか」を考えるために/ 「組織」に関するキーコンセプト―「なぜ、この組織は変われないのか」を考えるために/ 「社会」に関するキーコンセプト―「いま、何が起きているのか」を理解するために/ 「思考」に関するキーコンセプト―よくある「思考の落とし穴」に落ちないために)

【著者紹介】
山口周 : 1970年、東京都生まれ。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。電通、ボストン・コンサルティンググループ、コーン・フェリー等で企業戦略策定、文化政策立案、組織開発・風土改革等に従事した後、株式会社ライプニッツ設立。現在、同社代表。株式会社中川政七商店、株式会社モバイルファクトリー社外取締役。著書の『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』は2018年ビジネス書大賞準大賞受賞。慶應義塾大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かず

    ★★★Audible。

  • じゅん。

    哲学者の概念をどう読み解き、どう捉えて、どう現代に照らし合わせるのか気になり読んだ。これは面白かった。概念をこんな風に脳内で腑分けして綺麗に言語化してて、明晰なんだな。

  • 悠木

    冒頭の筆者の問題意識には共感。特に、アウトプットからの学びではなくプロセスからの学びの重要性はなるほどと思う。しかしながら、一人当たり数ページ程度しか割かない本書の構成では、プロセスからの学びは表面的なものにならざるを得ず、結局、アウトプットからの学び、もっと悪く言えば、高校の倫理の教科書のような、哲学者とそのキーワードの暗記になりかねない。読みやすくスキマ時間を充てるにはちょうど良いが、これで何かを学ぶというよりも、これで興味をもった哲学者について、さらに入門書で学びを深めていくという使い方だろうか。

  • しゅー

    ★★おお、山口さんは哲学専攻してたのか。道理でビジネス書の域を超えて普通に哲学入門書になっている。しかも巻末の推薦図書がかなりシッカリしていてうれしい。年代順じゃなくて「人」、「組織」、「思考」などテーマ別の編集も新鮮だ。一方で「役に立つ」ことを基準にしているので、スピノザやカントにウィトゲンシュタインなど大胆に省かれた哲学者も多い。この辺は賛否両論出そうなところだ。ところで、ロック(思想家じゃなくて音楽のほうね)の分類を例示するときに冒頭がプログレッシブ・ロックって、山口さんも同好の士だったのかしらん。

  • papacy

    【哲学を現在社会と連結】最初は、これは哲学ではなく心理学の本かなと思った。哲学を学ぶ本と思うといささか不満だった。だが、読み進めていくと、ニーチェのルサンチマンの持つ課題、ユングのペルソナ(よそ行きの顔)に関する気になる実話、フロムの「自由からの逃走」をもとにした危険性の解説、行き過ぎた公正世界仮説が社会不安を招くなど、哲学者の言葉を現在社会の場面に当てはめて分かり易く解説している。本の表題に納得。武器になる本です。オーディブルで聞いたので、「阻害」か「疎外」のどちら?と思った様なこともしばしば。

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