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世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 光文社新書

山口周

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334039967
ISBN 10 : 4334039960
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
山口周 ,  

Content Description

目次 : 忙しい読者のために/ 本書における「経営の美意識」の適用範囲/ 第1章 論理的・理性的な情報処理スキルの限界/ 第2章 巨大な「自己実現欲求の市場」の登場/ 第3章 システムの変化が早すぎる世界/ 第4章 脳科学と美意識/ 第5章 受験エリートと美意響/ 第6章 美のモノサシ/ 第7章 どう「美意識」を鍛えるか?

【著者紹介】
山口周 : 1970年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストン・コンサルティング・グループ等を経て、組織開発・人材育成を専門とするコーン・フェリー・ヘイグループに参画。現在、同社のシニア・クライアント・パートナー。専門はイノベーション、組織開発、人材/リーダーシップ育成。岡本一郎名義の著書もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hit4papa

    複雑さが際立つ昨今、経営において論理的思考による意思決定=サイエンスだけでは、他社に抜きんでる事はできない。サイエンスを超える美意識=アートが必要という趣旨です。サイエンスが苦手な自分には喜ばしい...と思ったらアートもそれほど得意ではないことに、はたと気づきます。「真・善・美」の感覚に基づく意思決定が必要という主張から、乾いた計算でワクワウするビジョンやイノベーションは生まれないと断ずるあたり、読んでいてまさにワクワクします。「世界観とストーリーは決してコピーすることができない」といった名言多数です。

  • はっせー

    美意識。今まで意識してこなかったものである。しかしその美意識こそビジネスパーソン、特にエリートにとっては重要であると書かれている。今まではサイエンスやクラフトを中心に企業が成長してきた。だが現在ではその限界が迎え、アートすなわち美意識を持って企業活動をする必要がある。印象的なことは美意識が絵画をみるだけではなく哲学や文学でも育てることが出来ることである。昨今、実用的ではないことはしないという風潮が出てきている。実用的ではないことが人間的な幅を持たせる。私も美意識を鍛えたいと思った!

  • breguet4194q

    新書にしてはもったいないぐらい、充実した内容でした。企業が存続する為に、既に必要不可欠となりつつある「美意識」の重要性を示唆し、企業として求めていく姿勢がない限り、存続は困難。そのベースのなる考えとして、カントの「真・善・美」の哲学を、企業理念の柱とし、エリートはその素養を養う緊急性を説いています。様々な側面から重要性を説きつつ、科学的なエビデンスも紹介しています。一応、大企業のエリートを対象にしておりますが、個人的には、中小企業が理念としても活用できる、進取の気性に富んだ経営論、と言えると思います。

  • Nobu A

    山口周著書初読。17年刊行。初見の著者の場合、まず措辞に目が行く。平易な言い回しで展開。しかし、良い意味でも悪い意味でも総花的。そして、冗長。音楽を含めた芸術と哲学が伝統的に教育カリキュラムに組み込まれている欧州や米国のリベラルアーツの大学。同時に、教育格差が広がる世界でそのような学校に入れる人達も限られる。要は戦後、高度成長を遂げた日本はそのような教養を蔑ろにしてきたと言うこと。構成を無視し、古典的なウォークマンの実例や様々な概念を至る所で都合良く引用し、継ぎ接ぎ感満載。個々には興味深い点も有り。

  • seki

    コモディティ化されない、差別化を図るなど、これからの社会を生き抜くために必要なのが「美意識」を鍛えることだという。美意識とは、アートやデザインだけではなく、内面からの規範意識や振る舞いなども含まれ、直感に頼るものらしい。ただ一方で、論理とのバランスも必要だという。筆者は哲学を修めた方だけあって、独特な言い回しが多いが、美意識というキーワードは斬新でイメージが湧きやすいと思った。美意識の鍛え方についてもう少し説明が欲しいところだが、そこは自分で探すべきところなのだろう。これからの意識が少し変わりそうな一冊。

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