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平安貴族たちの「生老病死」(仮)Php新書

山口博

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569856001
ISBN 10 : 4569856004
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
November/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

平安貴族が歌うのは、色恋や「花鳥風月」だけではない!『紫式部集』『清少納言集』などの個人歌集や、『更級日記』などの日記には、王朝貴族の日常が刻まれている。出世を望むも左遷されて泣く男。ストレスをため込み、ライバルの悪口を書き連ねる女。銭のために家を売り、無常を歌う歌人…。欲、嫉妬、不満、焦り、嘆きなど、赤裸々に記した平安文学から、王朝人の真実の姿をあぶり出す。

目次 : 第1章 女は生きる。恋に仕事に/ 第2章 文学に癒される女たち/ 第3章 男は出世競争に一喜一憂する/ 第4章 恋に取り付かれた男は、その身を焦がす/ 第5章 老いるということ/ 第6章 病と死、このままならぬもの

【著者紹介】
山口博 : 1932年、東京生まれ。東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。富山大学・聖徳大学名誉教授、元新潟大学教授。文学博士。カルチャースクールでの物語性あふれる語り口に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ようはん

    平安貴族も出世や色恋、老いと現代人もまた直面する悩みに遭っており和歌や日記に残す等、人間臭い面が感じられるのが新鮮。紫式部や清少納言などの女流文人が数多くの漢籍や詩歌に通じていた教養の高さや竹取物語等の作品の批評会というレベルの高い文芸活動を行っていた事にも驚く。

  • ののたま

    光る君への放送中に読めばよかったと、後悔▲紫式部日記で清少納言が悪く言われている理由はわかった気がする。枕草子が読みたい。▲平安貴族も現代人のような悩みを持っていたと理解

  • chietaro

    生きることや老いることに悩むことは、今も昔も変わらないのですか、宮廷という華やかな世界で仕事をしたのちに、家を出る売らざるを得ない落差は大きいと感じました。物語の推しについて語らうのは今と同じですね。

  • マッケンジー

    図書館で借りた本。日記や物語や和歌で紐解く平安貴族の日常。恋に悩み出世に悩み、老いを恐怖し身近な人の死に涙する。そんな平安貴族の姿は令和の我々とそう変わらないが、男女関係に関しては理解の外の感性。老いて美貌も若さも失った女性たちの嘆きが何ともリアルだ!

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