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新編日本古典文学全集 1

山口佳紀

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784096580011
ISBN 10 : 4096580015
Format
Books
Publisher
Release Date
June/1997
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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古事記を深く読み込むのに最適な書である。...

投稿日:2021/03/01 (月)

古事記を深く読み込むのに最適な書である。原文、訓読文、現代語訳、注解が見開きで確認できるので理解しやすい。値段は少々張るが、それだけの価値はある。日本最古の歴史書であり、非常に高い文学性をも併せ持つ。日本神話の原点がここにある。

文化財係長 さん | 兵庫県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • マウリツィウス

    【『古事記』/オリエンタリズム】新約聖書史との共有化は不可能とされるも《神道》確立において最重要視される『日本書紀』とは元来は古典叙事詩との共存を可能としている。『イリアス』『オデュッセイア』がそれぞれ対応し新約価値観を語り継ぐ古典ギリシャ語文化と比較出来る。古代史を連環へと導き出した『古事記』はギリシャ文献を駆使したことで研究形跡を残し、ギリシャ思想との類似共通項は掲げられるもその独自性とは《無神論的汎神論》その融和論が古典を編み出していく軌跡と軌道と物語を《史実》たらしめる神話は「価値事実」を告げる。

  • ELAT

    書下し文を読むだけならそこまで読みにくくはなかった(意味が不詳な所も少なくないが)。内容については、系譜の記述はつまらないけど、神々に関する上巻は全体的に興味深く、中下巻もおもしろいエピソードがいくつかあった。また解説によれば、古事記は漢字を使って日本語を文章として表す工夫・洗練がしてあるそうで、表記という点についても注目する必要があるようだ。

  • ジョナ

    神様の名前が長い!展開が見も蓋もない!神様、天皇がいっきに増えすぎ! 上つ巻は神話、中つ巻は神と人とがまじわってゆく、神と天皇の話で、下つ巻は天皇たちの話。下巻が読んでて一番分かりやすかったけれど、全体的に斜め読みになってしまった……。

  • 厠での話が印象的だった。

  • 笛の人

    日本神話の原典を初めて読みました。最古の歴史書がこれでいいのかと、突っ込まずにはいられないほど奇想天外な話が沢山ありました。印象に残った話としては、サホビメとサホビコの兄妹恋愛です。兄×妹というジャンルが既に出現していることにも驚きですが、衣を脱ぎ捨てることで捕まらないという、源氏物語・空蝉の発想の原型が見られたのが面白かったです。これを空蝉に見立てた紫式部はすごいですね(もしかすると、別の人の発想かもしれませんが)。他にも個性豊かなキャラクターが多数登場し、「ラノベ古事記」があることにも納得しました。

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