Product Details
ISBN 10 : 4910815554
Content Description
あるところに、人と話すのが少し苦手な男の子がいました。ある日のこと、男の子はふとしたことでお母さんにしかられ、ふてくされてしまいます。その夜、男の子の頭上に、白くてフワフワとした奇妙なものが現れました。「こんにちは。ボクは、ふきだし。おはなしするのが、だいすきなんだ」。そう言うと、「ふきだし」は男の子をふしぎな生き物がたくさんいる空想の世界へと誘い‥‥。巻末には、本書に登場する生き物たちの解説図も収録。
本書は、読み手である子供たちが、セリフを想像しながら楽しめる構成にしています。絵本に登場する生き物たちは、主人公に何か語りかけてきますが、セリフは書いてありません。それぞれの読み手が、意外なセリフを思いついたりするでしょう。
人の性質は十人十色。子供も例外ではありません。どんどん前に出る子もいれば、引っ込み思案な子もいます。自分の感情をうまく言い表せず、黙り込んでしまい、自分の意思や考えを周りに伝えられないーーというケースもあると思います。でも、どんな子供も、自分なりに考え、想像し、豊かな感情を内に持っています。本書は、そんな子供たちの豊かな可能性を引き出す、コミュニケーションツールとして位置付けています。
本書は2019年に発売された『ふきだしくん』を加筆改題しました。
【著者紹介】
山口てつじ : 1972年大阪生まれ。風合いのある綿麻の布に手描き染めした作品を制作。2013年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
NOYUKI
読了日:2025/10/01
たくさん
読了日:2025/04/24
フライヤ
読了日:2025/06/14
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

