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続まんがパレスチナ問題「アラブの春」と「イスラム国」 講談社現代新書

山井教雄

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062883313
ISBN 10 : 4062883317
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

宗教、民族、資源、復讐の歴史などが複雑に絡み合い、
世界の大問題の根幹ともいえる「パレスチナ問題」。

前作『まんが パレスチナ問題』では、ユダヤの少年ニッシム、パレスチナの少年アリ、そして智恵のある「ねこ」を語り部に、
パレスチナ問題を4000年の歴史を遡り、わかりやすく説明、
中高生から大人まで、多くの人の支持を集めました。

前作より10年、さらに混迷を深めるパレスチナ・中東問題を
前作と同じ二人とねこが解説します。

日本人にも関係のあるパレスチナと中東問題を理解するには、
まずはこの一冊から。

【著者紹介】
山井教雄 : 1947年東京生まれ。東京外国語大学スペイン語科卒業。マッキャンエリクソン博報堂入社。テレビCFを企画・制作。77年同社退社後渡仏。映画、語学教材の教育ビデオを制作。またフランス国立東洋言語文化研究所で日本語科講師をつとめる。91年漫画集『ブーイング!』(朝日新聞社)で文春漫画賞受賞。2000年フランス・ルーアン市における国際政治漫画フェスティバルでグランプリ受賞。2003〜06年、ダボス会議メンバー。06年から国連NGO・Cartooning for Peaceの活動に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アキ

    まんがパレスチナ問題の続編。前著では、ユダヤ人とパレスチナの地の4000年の歴史を2004年のアラファトPLO議長の死まで。2005年から2015年までの続編では、2010年チュニジアで青年の焼身自殺に端を発し、アラブの春が広がり、2014年「イスラム国(IS)」樹立、2015年イスラエルにネタニアフ首相再選までの歴史。アッバース朝の時代がイスラム教が最も輝いていた時代。アラブ諸国ではイスラム教、王、軍の3つしか政治の核がなかった。民主的な政治に馴染みがない。一旦武器を手にすると和平は遠のくのでしょうか。

  • Aster

    2回目。パレスチナだけではなくアラブ諸国の情勢「アラブの春」も詳しく書いてくれている。歴史に善と悪の二項対立は基本的に存在しないのかなと思う。国家と軍と個人のやったことはそこまで区別がない。そして無関心が差別を生む。一言で言い表せるものでは無いけど対立の原因は上層部だけにあるものでは無いのかも。ただその責任は取らなければならない。それが国の代表としての責務なんだろう。

  • 井月 奎(いづき けい)

    中東問題に私は言葉を紡ぐことが難しいのです。キング牧師が殺されたのちのジェイムス・ブラウンの発言こそが人々に共有されるべき精神だと思います。「壊すな、焼くな、盗むな。それじゃ何も成し得ない。テロを止めて団結するんだ。焼くな。子供たちに学ぶ機会を与えるんだ。家に帰りテレビを見てラジオを聴くんだ。俺の歌を聴け。この国の人種問題に対する本当の解決法は教育だ。焼いたり殺すことじゃない。準備をするんだ。資格を持つんだ。何か所有するんだ。俺たちには、真の兄弟という夢を実現する義務がある。暴力ではこの義務は果せない」

  • ちゅんさん

    前作も含めての感想だが、知識を得るための入門書としては良いと思うが少し著者の考えを表に出し過ぎてる感じが気になった。事実だけを伝えるのも大切だと思うけどな。イラストもカリカチュアが過ぎていてフラットな視点で読むことが難しい。説明が分かりやすいだけにそこは残念なポイント

  • 天の川

    パレスチナの少年とイスラエルの少年が互いの夢を語り、一筋の希望を持った前の本から10年。世界はさらに混沌に向かっていた。2011年、アラブの春に私は胸を膨らませた。独裁政権が次々に倒れ、3人の女性活動家がノーベル平和賞を受賞し、平和への端緒がつかめるのではないかと…。壊すのはた易く、つくりあげるのは難しい。権力を握ると独占しようとする輩の何と多いこと、欧米の綺麗ごとの裏の何と汚いこと。以前より二人の会話が対立することが多かったのも哀しい。それはパレスチナ問題がますます悪化していることに他ならないからだ。⇒

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