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鮪に鰯 山之口貘詩集

山之口貘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562046638
ISBN 10 : 4562046635
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2010
Japan

Content Description

山之口貘のオリジナル詩集を45年ぶりに新装復刊。琉球語が消されていく現実に戸惑った印象を詠った「弾を浴びた島」や、ビキニ島の核実験をモチーフにした「鮪に鰯」など、126篇を収載。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • めしいらず

    表題作や「頭をかかえる宇宙人」「歯車」「告別式」と高田渡の歌唱で馴染み深い詩篇の他にも「ある家庭」「表札」「芭蕉布」「相子」など味がある詩集。貧しい暮らしに追われ嘆きつつも、それを笑い飛ばすような逞しい諧謔精神。女房は亭主に何かと口を出し、幼い娘は無邪気に図星を指し、タジタジの亭主である。生活の小さな気付き。市井の人々への優しい眼差し。我が身に返ってくる皮肉。沖縄への郷愁。反戦への思い。長じる娘への慈愛。生来詩人の所以たる「天から降って来た言葉」「生きる先々」が白眉。”…のだが…なのだ”調が著者らしい。

  • loanmeadime

    茨木のり子詩集の「ほうや草紙」という詩に山之口貘のことがあったのでえあ草紙で読みました。こいの仕方/うんこの仕方まで/どれもまるでぼくの詩なのである、とあるように日常のできごとを普通の言葉で語っていますが、何か独特のリズムがあって読んでいて気持ちよくなる詩が多かったです。私も、詩人と同じで、(おちんちんを忘れて/うまれて来た)ミミコちゃんにやられました。ミジカナガグツ・・・

  • 風花 kazahana

    とても好きな詩集と出会った。一つ一つ この意味は?なんて何度も読み返したりしなくていい。ストンストンと落ちてくる。何と言っていいのか?と考えていたら 最後の方、兄貴の手紙という詩の中に 身辺雑記という言葉が出てきて そうか!そういう言い方か!と納得。昭和39年に初版が発刊されたとのこと。沖縄のこと 核爆弾のこと 疎開のこと そしてお金がないから借りたこと、そんな貧乏話しの数々。かわいい我が娘のこと。とても部厚い本なのに とんとことんとこ 読み進められました。そして 読み終わって娘からの後記にほっこりでした

  • あみ

    色んな詩集。結構読みました。ほっこりファミリーなのですね。沖縄の話は興味深かった。

  • manabu

    山之口貘の詩集。シラフの時は寝る前に少しずつ読んでいる。 今日の貘さん、夢を食うバクに原子爆弾と水素爆弾の悪夢をペロッと食わせた。 では、おやすみなさい。

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