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山口組の「光と影」 -昭和と平成それぞれの分裂の終焉-

山之内幸夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784866251158
ISBN 10 : 4866251158
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

元山口組顧問弁護士と元二次団体最高幹部の激論!初めて明かされる“内側”から見た「男たちの群像劇」!

目次 : 第1章 平成の分裂(ヤクザを取り巻く環境/ 物心両面を支える代紋 ほか)/ 第2章 忘れ得ぬ親分たち(ヤクザがヤクザらしかった時代/ 山一抗争が起きた原因 ほか)/ 第3章 任侠道とヒットマン(任侠道の精神とは/ 悲しきヒットマンの血統 ほか)/ 第4章 山口組分裂に終わりは来るのか(六代目司忍組長について/ 神戸山口組と任侠山口組の存続 ほか)

【著者紹介】
山之内幸夫 : 1946年生まれ。早稲田大学卒業。75年に大阪弁護士会に登録。損保会社の顧問弁護士としての粘り強い交渉力を買われ、ヤクザからの依頼が殺到。84年に山口組顧問弁護士に就任。以来30年にわたって、山口組顧問弁護士を続けた。その間、88年に「悲しきヒットマン」(徳間文庫)で作家デビューするなど、マルチな才能を発揮。だが、91年に恐喝容疑で大阪府警に逮捕され、無罪を勝ち取るも14年に建造物損壊教唆で在宅起訴、15年に有罪が確定。弁護士資格を失う

沖田臥竜 : 1976年生まれ、兵庫県尼崎市出身。20代でヤクザ渡世に身を投じ、通算12年間を刑務所で過ごす。服役中に執筆活動を始める。出所後は六代目山口組二次団体で若頭代行を務めるが、14年に親分の引退に合わせて、ヤクザ社会から足を洗う。16年に「生野が生んだスーパースター 文政」(サイゾー)でデビュー。以来、精力的に執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • CTC

    6月のサイゾー新刊。著者は山口組の元顧問弁護士である山之内氏と元二次団体幹部沖田氏の対談を纏めたもの。山之内氏は15年に器物損壊教唆で弁護士資格を失っているが、さすがに斯道会をよくご存知だし話も明晰だ。一方の沖田氏も若くしての経歴だけあって、3分裂した山口組それぞれに近い人がいるようで(特に任侠山口組の三代目大平組組長は元の上役であり、小学校の後輩にあたるよう)、最近は密度の高い情報発信をされている。 本書の価値は、分裂騒動の動向云々より、斯道の現状と暴排の行く末をリアルに冷静に考察している点だろう。

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