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完全シミュレーション 台湾侵攻戦 講談社+α新書

山下裕貴

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065319598
ISBN 10 : 4065319595
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan

Content Description

解放軍が進撃開始!迎え撃つ米・台軍。自衛隊参戦、意外な結末。猛烈なミサイル攻撃、数十万が海峡を渡る―日米当局が想定するリアル「台湾攻防戦」

目次 : 第1部 中国はいつ台湾侵攻を決断するのか(アメリカが予測する「Xデー」/ 「独立」を望んだときが危ない ほか)/ 第2部 台湾有事シミュレーション(台湾侵攻完全シミュレーション Xデーまで/ 人民解放軍の状況 ほか)/ 第3部 シミュレーション解説(中国はウクライナ戦争から何を学んだか/ 「ハイブリッド戦」の効果 ほか)/ 第4部 戦争の結末(日米の参戦/ 「摩擦」の発生と不測の事態 ほか)/ 資料篇 中・台・米・日各国の戦力

【著者紹介】
山下裕貴 : 1956年、宮崎県生まれ。1979年、陸上自衛隊入隊。自衛隊沖縄地方協力本部長、東部方面総監部幕僚長、第三師団長、陸上幕僚副長、中部方面総監などの要職を歴任。特殊作戦群の創設にも関わる。2015年、陸将で退官。現在、千葉科学大学及び日本文理大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 99trough99

    元陸上幕僚副長の著者による、台湾侵攻の詳細なシミュレーションが展開され、息をつく間もなく読み進めた。もちろん、専門的な記載内容も多く、十分にすべてが理解できたとは思えないが、「中国軍による台湾西岸への上陸は十分にありうるが、完全なる侵略は、台湾の地形の特徴(結構高い山が南北に走っている)に加え、台湾東岸へのアクセスには、日米の作戦展開もあるので至らないだろうという論には納得感を抱いた。「国交がない日米と台湾は、事前の合同演習ができないので、有事発生後のすり合わせに頼らざるを得ない」という下りあり、成程。

  • belalugosi6997改めベラ・ルゴシ

    中国は台湾問題を「国内問題」と捉えている。建前では国際社会は納得しているが、要事となれば別である。日米だけでなく、豪欧州等が経済制裁で参戦する事になる。素人が言うのも何だが、中国はそんなに強いのか?「眠れる獅子、張り子の虎」とか言われてなかった?雌雄は1ヶ月程度、尖閣諸島等は4日間で決した。映像で観ればより解り易かっただろう。結局は私の知識が足りないので想像が及ばなかった。著者の「好むと好まざると巻き込まれる」は真理を突いている。今こそ、法改正・憲法改正は待ったなしである。

  • Dash-Checker

    近未来戦の状況設定を淡々と描く。警告のためかもだが、中国がやたら強く、対艦ミサイルも百発百中レベル。米海軍も航空母艦がやられたのに報復しないとか、海上交通路を痛打しているのに台湾への補給がそれほど困らないとか、あれこれ腑に落ちない点が目立つ。ラストも玉虫色。完璧なシミュレーションは誰にもできないだろうが、消化不良気味。

  • バトルランナ−

    台湾の事が分かる訳では無いが、日本が戦争になる過程がよく分かった。4.3点。p43自衛隊の誤射は軍法ならびに軍法会議が無いため一般法で裁かねばならない。状況によっては隊員が殺人罪、上官が無罪となる。 p78台湾の親中国より人民て香港より多いのかなぁ。 p90石垣島独立を中国が保障 NATOと違いアメリカ政府は自動参戦できない。政府の意思決定と連邦議会の承認が必要。 当面は日本単独で戦う。 p121TSMCは最先端半導体の70%を占めている。トヨタの時価総額の2倍。

  • SGR

    2027年までには起こると言われている台湾有事について、侵攻の前後の予想がリアルに書かれており、個人的に示唆に富んだ内容でした。中国の台湾への侵攻は成功するものの侵攻後の政権奪取及び維持は困難なものだと考えます。また侵攻も台湾、米国、日本の抵抗にあい、容易には進まないと思いました。起こらないことが1番の理想ですが、孫子の兵法のように如何に抑止するかも肝要と考えます。

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