Product Details
ISBN 10 : 4480066489
Content Description
高齢化が進み、いずれ消滅に至るとされる「限界集落」。だが危機を煽る報道がなされているのに、実際に消滅したむらはほとんどない。そこには逆に「限界集落」という名付けをしたことによる自己予言成就―ありもしない危機が実際に起きる―という罠すら潜んでいる。カネの次元、ハードをいかに整備するかに問題を矮小化してきた、これまでの過疎対策の責任は重い。ソフトの問題、とりわけ世代間継承や家族の問題を見据え、真に持続可能な豊かな日本の地域社会を構想する。
目次 : 序 むらは消えるか―東日本大震災を経て/ 第1章 つくられた限界集落問題/ 第2章 全国の過疎地域を歩く/ 第3章 世代間の地域住み分け―効率性か、安定性か/ 第4章 集落発の取り組み/ 第5章 変動する社会、適応する家族/ 第6章 集落再生プログラム
【著者紹介】
山下祐介 : 1969年生まれ。九州大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程中退。弘前大学准教授などを経て、首都大学東京准教授。専攻は地域社会学、環境社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
扉のこちら側
読了日:2013/09/27
よこしま
読了日:2015/03/08
Mark
読了日:2015/01/27
てつ
読了日:2017/04/15
きいち
読了日:2012/04/25
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

