Product Details
ISBN 10 : 4480434003
Content Description
福島第一原発事故後、廃炉の見通しもなく国は「新しい安全神話」を振りかざし、避難者帰還政策を進めている。人を「数」に還元した復興や分かったつもりの国民の「不理解」がこの国をあらぬ方向へ導いている。被災者の凄惨な避難体験と、原発自治体の暮らしの赤裸々な告白を、社会学者が読み解き、対話を積み重ねて「人間のための復興」とは何かを問い直す。事故の本質を鋭く衝いた警世の書。
目次 : 第1章 「不理解」のなかの復興(理解の難しい問題/ 復興とは何か? ほか)/ 第2章 原発避難とは何か―被害の全貌を考える(二つの避難から帰還政策へ―事故からの2年を振り返る/ 避難の経緯とその心性―何からどう逃げてきたのか? ほか)/ 第3章 「原発国家」の虚妄性―新しい安全神話の誕生(原発立地は理解できるか?/ 「なんで原発のそばに住んでいたの?」 ほか)/ 第4章 「ふるさと」が変貌する日―リスク回避のために(「ふるさと」を失ったのではない、「ふるさと」になってしまった/ 津波被害との違い―賠償と放射線リスク ほか)
【著者紹介】
山下祐介 : 1969年生まれ。首都大学東京准教授。都市社会学・地域社会学
市村高志 : 1970年生まれ。福島県双葉郡富岡町住民。NPO法人とみおか子ども未来ネットワーク理事長
佐藤彰彦 : 1964年生まれ。高崎経済大学准教授。地域社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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おさむ
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山口透析鉄
読了日:2025/01/28
えむ
読了日:2017/04/01
かわくん
読了日:2016/12/31
yokkoishotaro
読了日:2021/04/14
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