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ISBN 10 : 4480075682
Content Description
アジア・太平洋戦争において、後景に退きがちな大陸や東南アジアでの戦闘。激戦や苛酷な統治が繰り広げられたその場所で暮らす人びとは、当時をどう語り継いでいるのか。そもそも私たちは、かつて日本軍がしたことをどれだけ知っているだろうか。シンガポールにおける大検証と粛清、「戦場にかける橋」で出会った元英兵捕虜、バターン死の行進、帰国できなかった中国残留孤児…。長年アジアに残る戦争の記憶に耳を傾けてきた地理学者が、日本人がけっして忘れてはいけないことを明らかにする。
目次 : 第1章 中国侵攻(満洲事変/ 日中全面戦争へ)/ 第2章 マレー半島侵攻とシンガポールの陥落(日本軍のマレー半島侵攻/ シンガポール陥落)/ 第3章 日本占領下のシンガポールとマレー半島―暗黒の三年八か月(「大検証」と「粛清」/ 華人への強制献金と皇民化政策/ 教科書に書かれた日本軍のマレー半島侵攻)/ 第4章 東南アジア各地への侵攻(インドネシア占領/ 「死の鉄道」泰緬鉄道/ マニラ、バターン半島、そしてフィリピン占領)/ 第5章 日本の敗戦(中国に残された日本人/ 勝者が裁く軍事裁判/ シンガポールの血債問題/ 戦争から何を学ぶか)
【著者紹介】
山下清海 : 1951年、福岡県生まれ。筑波大学大学院地球科学研究科博士課程修了。理学博士。秋田大学教育学部教授、東洋大学国際地域学部教授、筑波大学生命環境系教授、立正大学地球環境科学部教授などを歴任。筑波大学名誉教授。専門は、人文地理学、東南アジア・中国地域研究、華僑・華人研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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trazom
読了日:2024/04/05
kinkin
読了日:2025/09/13
skunk_c
読了日:2023/07/14
樋口佳之
読了日:2023/08/02
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読了日:2024/07/10
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