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海をかっとばせ

山下明生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784033307909
ISBN 10 : 4033307907
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2000
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

野球少年ワタルは「ピンチヒッターでもいいから、なんとしても夏の大会に出よう!」と特訓を決意し…。「まつげの海のひこうせん」につぎ、山下・杉浦コンビが贈る、少年と海を描くファンタジー絵本。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    野球チームに入ったばかりのワタル。早起きして海辺で特訓をします。波を相手にしていると、どこからか小さい男の子が現れて…。 「チャレンジ精神を育む」絵本

  • こふみ

    ひた向きな少年の気持ちが見せた 冬の朝のファンタジー。少年の真っ直ぐな気持ちと冬の朝の冷たさや海水の塩辛さが伝わってくるいい作品です。

  • 遠い日

    夜明け前の浜辺で野球のバッティング練習をするワタル。高い波が来たときにちょうどヒットするように合わせる。ひとり、海と対峙するうちに海が自分の内面に入り込んでくるようすが、すばらしい。ファンタジーの醍醐味が楽しい物語。少年の純粋で熱い思いを描ききる。

  • 紅花

    絵本と児童書の間にあるような本。子供たち少年の気持ちがシンクロできるのかな?

  • たんぽぽ

    改定前の光村の小学三年生の国語の教科書に載っていたそう。ファンタジー作品として、改定後の 朽木祥 『もうすぐ雨に』より授業しやすかったと言う男の先生がいて、どんな話か気になっていた。(私は『もうすぐ雨に』は好きな世界なので。)図書館で見かけて借りてみたら、これはこれで秘密の早朝特訓に取り組む野球少年が主人公の清々しいファンタジーで、絵の白い波しぶきが、青い海や少年の赤いキャップなどとの色のコントラストの中に迫力を持つ魅力的な作品だった。スポーツ少年なら尚更ワタルの熱い気持ちに共感できるだろうと思った。

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