Books

つるのおんがえし

山下明生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784251011589
ISBN 10 : 4251011589
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1羽の鶴を助けた男の家にやって来た女。男が機織道具を揃えると、女は部屋の戸を閉めながら言った。「約束してください。決して中を覗かないと」…。幸福をもたらす愛らしい鶴女房との悲しい別れを描いた昔話絵本。

【著者紹介】
山下明生 : 1937年東京に生まれ、広島県能美島で育つ。京都大学文学部卒業。児童書編集を経て、70年に処女作『かいぞくオネション』(偕成社)を出版。以後、幼年童話、長編創作、英、仏語の翻訳と幅広く活躍し、『海のしろうま』(理論社)で野間児童文芸賞、『はんぶんちょうだい』(小学館)で小学館文学賞などを受ける。2004年紫綬褒章受章。熱海市在住

吉田尚令 : 1971年大阪生まれ。イラストレーター。書籍の装丁や挿絵などを中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ゆるまる子

    知っている話は一人暮らしの男が鶴を助けたような気がしていたが、こちらは違う。鶴を助けた男は母と同居している。母の表情が悪そうな感じで気になる。女(鶴)を嫁にしたらと言ったり、女がはた織りを見ないでくださいと言うのをのぞいてみろと言ったり、なんでも母のいいなりになる息子が現代にもありそうな構図で少しイライラ。「つるのおんがえし」を読んでイライラするとは思わなかった。子供の頃に読んだらそんな風に感じないだろうけど、今読むと親子の関係性が気になる絵本。(2024-49)

  • 定年(還暦)の雨巫女。

    《図書館−返却》鶴さんの矢が刺さった姿は、いたそうだった。布団を買うお金で鶴を救ったのね。

  • 遠い日

    吉田尚令さんの絵を求めて。見てはならぬと言われれば、絶対覗いてみたくなるのが人の常。悲しく美しい昔話。

  • しげ

    昔ばなしは、その本の著者ごとに解釈や表現のバリエーションがありますが、この「つるのおんがえし」は胸糞が悪かったです。その時代の女性が家庭や社会から押し付けられたものの重さ、酷さに憤りを感じました。

  • このみ

    鶴を女房にした男が悪くないよう工夫されている。無理を強いられ不可抗力だと。母親が強要したからだと。「我が国では、柳田国男が1932年に採集した「鶴女房」が一般化し、木下順二が同名の民話劇を書き直して、48年に「夕鶴」の題名で発表したものが、とくに有名に」「昔話の約束事がバランスよく配置されているのが特徴です。一つは「動物報恩譚」で、二つめは「異類女房譚」で、三つめが「見るなのタブー」です。貧しい男性が動物を助け、その恩返しに動物が人間に化けて結婚し、見るなのタブーを破ったために去っていくというパターン」

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items