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食料安全保障の研究 襲い来る食料途絶にどう備えるか

山下一仁

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296120826
ISBN 10 : 4296120824
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

台湾有事、シーレーン破壊による食糧・石油途絶が招く深刻な飢餓の危機。歴史的な比較検証、ファクツチェックをもとに対応策を示す。

【著者紹介】
山下一仁 : キヤノングローバル戦略研究所研究主幹、経済産業研究所上席研究員(特任)1955年岡山県生まれ。東京大学法学部卒業、農林省入省。農林水産省ガット室長、欧州連合日本政府代表部参事官、農林水産省地域振興課長、農村振興局整備部長、同局次長などを歴任。2008年農林水産省退職。1982年ミシガン大学応用経済学修士、行政学修士。2005年東京大学博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ジョンノレン

    農林官僚出身の著者ならではの極めて緻密な日本の農政の実相分析。利権体質の農政トライアングル(JA農協と農林水産省と農水族議員)が諸悪の根源。JA農協という世界でも特異な怪物の存在を許し、専ら国民の税金を減反補助金の形で吸収し焼け太りで金融資本の一角を形成し莫大な海外投資でずっこけ、集票マシンとして議員を籠絡し、農水省も嘘で凝り固まり。昨今の米高騰と農水省の要領を得ない対応で、食料安全保障や流通の健全性ではなく同トライアングル最優先の構造が、ようやく白日の元に晒されつつある。図らずも今朝著者がテレビに。

  • 1.3manen

    E図書館。【中山間地域等直接支払制度と食料自給率向上】 に目が留まる(49頁〜)。四半世紀経過する同制度。自給率向上を基本法として農業保護の維持を期待した経緯があったようだ(50頁)。シュンペーターの高弟が東畑精一先生で、宇沢弘文先生が尊敬した農経学者(87頁)。また、柳田國男先生の後輩では河上肇『貧乏物語』が居る(88頁)。このような経緯から、宇沢先生は河上先生の著作に影響を受け、数学から経済学に専攻を変えた。畑作と異なり、コメには連作障害はない(120頁)。

  • くものすけ

    明瞭に日本農政の間違いを指摘されており、非常に分かり易い内容でした。昨年末にスーパーからコメが無くなり、在庫が戻っても価格の大高騰で大問題となっています。(一揆が起きないのが不思議)問題の主因は農林水産省、JA農協、農民票で当選している議員などの既得権益者と指摘。彼らの政策は国民の食料安保など一切考慮せず、ひたすら目の前の権益にしがみ続ける”悪”と指弾しています。即時に減反を止めて、無駄な補助金数千億円支出停止、万一に備えコメ増産、麦等の二毛作を復活させ食料自給率アップの必要性を説いています。真に必読書!

  • ゼロ投資大学

    食料安全保障は島国である日本にとって、極めて重要である。台湾有事などが起きて、シーレーンが封鎖された場合は、海上からの食料の輸送が途絶えてしまうためだ。食料自給率が低く、化学肥料なども輸入に頼る日本にとって、食料途絶が起きた場合は、たちどころに食糧難に陥る。

  • Go Extreme

    食料自給率の低さと輸入依存ー食料自給率が低下・カロリーベースでの依存度が高く危機的状況 シーレーン封鎖のリスクー国際情勢の変化により深刻化 減反政策の弊害 農地の維持と活用の重要性 飼料自給の必要性ー畜産飼料の輸入依存から脱却 配給制度と備蓄の強化 農業技術の革新と推進ーゲノム編集などの農業技術革新 食料自給率の計算基準の見直し 政府の農政の不透明性 農業従事者の高齢化と後継者不足 米の自給力強化の必要性 国内農業生産の拡大 過去の政策の見直しと教訓の活用 消費者意識の向上 国際協力と食料援助の必要性

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