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ISBN 10 : 4623071391
Content Description
発達障害をもつ子どもやネグレクト状況で育った子どもらへの関係性を重視した発達臨床的アプローチの実際。
目次 : 子どもの“問い”から教えられること/ 第1部 他者への気づきと“問い”の始まり(安心を得るための“問い”―周囲を巻き込むS君の二人一役ことば/ 志向性を持つ他者の登場と“問い”―自閉傾向のある子どもたちの自我のはじまり:“能動―受動”のやりとりから見る/ 一元的ことばから対話的関係へ―ことば遊びに広がっていったI君とのプレイセラピー)/ 第2部 “問い”の育ちを考える―新たな関係の始まり(応答的な他者に対する“不確実性への問い”―自閉症スペクトラム障害児Y君へのコミュニケーション援助/ 自己への“問い”、他者への“問い”―他者理解と自己の成り立ち:自閉症スペクトラム障害児H君の2年間の療育経過)/ 第3部 ネグレクトを受けた子らの“問い”(身体が発する“問い”―人と人とのつながりの「ここちよさ」を目指して/ 自分の育ちへの“問い”―ネグレクトを理由に施設入所した幼児への発達支援の取り組み/ 心の受け皿としての他者と「私」―N子ちゃんにとっての「家」「母」「自己」)/ 発達臨床における「関係性」の視点の復権
【著者紹介】
山上雅子 : 京都大学大学院教育学研究科修士課程修了。京都大学博士(教育学)。現在、心理相談室「ハタオリドリ」
古田直樹 : 大阪教育大学修士課程修了。現在、京都市児童福祉センター心理司
松尾友久 : 国立身体障害者リハビリテーションセンター学院聴能言語養成課程卒業。現在、京都市児童福祉センター発達相談所診療療育課療育部門担当係長(言語聴覚士)。京都言語障害研究会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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