Books

石川能登 里山里海の観光復興

山上徹

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784867821688
ISBN 10 : 4867821683
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
山上徹 ,  

Content Description

能登の里山里海は日本らしい原風景や豊かな食文化、祭、年中行事、さらに、伝統工芸の宝庫。
令和6年元日、能登半島に「千年に一度」の大地震が襲った。 その復興には観光振興が必須課題。
拍車する高齢化、人口減少の被災地・能登地方は「一周遅れのトップランナー」
温故創新の発想をもって「能登の創造的復興を紐解く!」

本書は「能登はやさしいや土までも」を解き明かし、「能登の魅力を掛け算に」捉える!
能登半島は弓なりに反った日本列島の中央に位置するが、左手の親指先を少し曲げた形にも似ているために「親指半島」という。
能登地方は北陸新幹線で金沢駅を下車、半島を北側へ向かって口能登、中能登、先端の奥能登と続く。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
1923(大正12)年9月1日、関東大震災が発生...

投稿日:2025/06/29 (日)

1923(大正12)年9月1日、関東大震災が発生し、その折、悲惨な恐怖を忘れないよう、記憶に留めるために「防災の日」が設けられた。また、物理学者の故・寺田寅彦氏(1878-1935年)は「天災は忘れた頃にやってくる」という名言を残した。それは忘れた頃に、突然、再発することへの恐怖を込めた言葉であります。しかし、近年、「天災は忘れる間もなく、頻繁・連続的に襲って来る」。最近、北は北海道から南は九州・沖縄まで日本全土、いや地球上の至る所で天災が頻繁に発生し、「恐怖の連続」ともいえます。 記憶に新しい、2024(令和6)年元日に発生した「令和6年能登半島地震」は壊滅的な打撃を受けた奥能登の被災地は未曽有の「危機」に直面しています。本書の20頁によれば、能登の復旧・復興とはどのような状態と捉えているでしょうか。復旧は、まさに施設(モノ)や行事(コト)が以前の状況に戻れば、実現したといます。しかし、復興の文字を上下逆にすれば「興復(幸福)」となるように、それは施設(モノ)、施策(コト)に加え、さらに、住民(ヒト)が満足する生活に至ることを意味します。幸福とは、「モノ・コト・ヒト」が三位一体で好循環する必要性があります。つまり、能登の復興は単ある原形に戻す復旧ではなく、能登ブランド力をいかにして高めるかが必然的に求められています。  この際、本書では、能登の観光スポットの観光資源がどのような状況にあり、いかなる問題点があるかについても指摘しています。全国各地で起こる天災の恐怖に対しても、その復興策の多くは応用可能であることを記しておきます。本を通して改めて能登の文化や観光資源の素晴らしさに気づけました。この本書を使いながら読者が自分自身で旅行のプランを立ててみるのも、能登の魅力を学びになると思います。

おやゆび さん | 石川県 | 不明

0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 図書館。歴史・文化・人・物の魅力と、観光資源にするための提案。地元民から見ても愛あるマニアックさで面白かった。金沢より北側からはじまってる。能登の魅力再確認になって面白かった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items