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日常は数学に満ちている

山と溪谷社

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784635130196
ISBN 10 : 4635130193
Format
Books
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
三谷純 ,  

Content Description

いろいろなものを注意深く観察すると、そこにはさまざまな数学があります。数学を通して理解を深めるプロセスは、ちょっとした発見と新しい驚きを伴う、とても楽しい営みです。高度な数学の知識は必要ありません。

目次 : 第1章 身の回りの数と形の不思議(ジャンケントーナメントではパーが最強!?/ 種も仕掛けもある算数マジック/ 身の回りにある数字、最も多く使われているものは?/ 光が作る円錐曲線/ 三日月の正しい形は? ほか)/ 第2章 触って作って感じる数学(積み木の片づけを楽しむ/ 綿棒が作る不思議な曲面一葉双曲面/ プラレールのレールが30本あれば200年以上遊べる/ 一周して戻ってくるプラレールのレイアウトを作るのは簡単?難しい?/ 円周率を見る ほか)

【著者紹介】
三谷純 : 筑波大学システム情報系教授。コンピュータ・グラフィックスに関する研究に従事。1975年静岡県生まれ。2004年東京大学大学院博士課程修了、博士(工学)。2005年理化学研究所研究員。2006年筑波大学システム情報工学研究科講師。2015年より現職。日本折紙学会評議員。2006年〜2009年に科学技術振興機構さきがけ研究員として折紙の研究に従事。コンピュータを用いた折紙の設計技法などに関する研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    コンピュータ科学者であり、折り紙の研究でも有名な三谷先生。そんな先生の豊かなお人柄に溢れた楽しい一冊。33のテーマがあるが、ベンフォードの法則、ポン・デ・リングを表現する関数、最も多くを詰め込めるピローボックス型の封筒など、話題が身近で日常的。そして何より、折り紙を含む幾何学のテーマが充実している。二次曲線が現れる折り方、綿棒で作る一葉双曲面、プラレールの組み合わせ方など、実際に試したくなるテーマの連続。数学的説明の厳密さを追うのではなく、日常の中にある数学的思考に触れるという意味で、気楽に読める一冊。

  • けんとまん1007

    えっ、山と渓谷社で「日常は数学に満ちている」って何?ということで、読んでみた。これは面白い。知的刺激に溢れている。何気なく過ごしている日常生活も、こんな風に切り取ってみると興味が尽きない。高校の時、文系ではあったが、数学が一番得意だった(理科系はイマイチ)ので、面白いと思えるのかなと。そうそう、数学の先生がとても面白い方が多かった記憶がある。そのおかげかも。

  • ニッポニア

    世界は数学でできている。以下メモ。ものを見る目に数学的に見ると言うフィルターを追加する。ジャンケントーナメントではパーが最強。最後に出てくる数字を当てる、タネも仕掛けもある数学マジック。スーパーのチラシで最も使われている数字は8、198円の多さ。推測するとカンが鋭くなる、訓練を。新幹線の席は2席と3席な訳は、何人組のグループでもあまりなく座れる、組み合わせ可能だから。円周率の9が6個並ぶところを、ファインマン・ポイントという。長いテープを半分、半分・・・と折ってから直角に開くと現れるのがドラゴン曲線。

  • yyrn

    数学は、代数も幾何も解析も、特に微積分や関数はよく理解できないまま学校を卒業してしまったが、それでもこの本は楽しかった。全部を理解できたわけではないが、図形を使った話は理解しやすく、私には第2章「触って作って感じる数学」の話しが楽しかった。特に「ポップアップする図形」の話しが一番楽しく、次いでプラレールの組み合わせ方やプラレールで作る幾何学図形の話しも面白く、紙を曲線で折る話は、子供時代にそれで様々な作品を得意になって折っていたことを思い出し懐かしかったが、それが「可展面」ということを教えられ、⇒

  • toshi

    小学生の頃から数学(算数)が好きで得意だったので楽しめる本だった。 著者の専門分野だからか、数学と言っても空間幾何学の内容が半分以上だった。 空間幾何と言えば、一緒に仕事してた梱包屋さんが1枚の段ボールから商品を包み込むような梱包材を作るのを魔法を見るようで感心したことを思い出す。 ただ私は空間幾何学が比較的苦手で、続編が有るならそれ以外でお願いしたい。 あとがきによれば、まだまだネタは有りそうなので期待してます。

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