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完全版 日本人は、どんな肉を喰ってきたのか? ヤマケイ文庫

山と溪谷社

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784635049672
ISBN 10 : 4635049671
Format
Books
Release Date
May/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

沖縄県・西表島のカマイから本州のクマ、シカ、イノシシ、ノウサギ、ハクビシン、カモ、ヤマドリ、北海道・礼文島のトドまで各地の狩猟の現場を長年記録してきた“田中康弘渾身の日本のジビエ紀行”完全版!!

目次 : はじめに 肉を食べに南へ北へ/ 南の島のカマイ 西表島(沖縄県八重山郡)/ 秘境の村のイノシシ猟 椎葉村(宮崎県東臼杵郡)/ 山中のシカ肉のレストラン 宇目(大分県佐伯市)/ 貉と呼ばれるタヌキ・アナグマ 長湯温泉(大分県竹田市)/ 畑荒らしのハクビシン 穴内(高知県安芸市)/ 北陸のカモ撃ち 白山、小松(石川県)/ 箱罠で肉を獲る 大津(滋賀県)/岡崎(愛知県)/ シカの内ロースにやられる 川上(長野県南佐久郡)/ 肉も喰うけどモツも喰う 丹沢(神奈川県)/ ツキノワグマの狩りと食 阿仁(秋田県北秋田市)/白山(石川県)/奈良俣(群馬県みなかみ町)/ ウサギは何処へ行った? 阿仁(秋田県北秋田市)/ 厳寒の礼文島のトド猟 礼文島(北海道礼文郡)/ おわりに 肉食の旅を終えて

【著者紹介】
田中康弘 : 1959年、長崎県佐世保市生まれ。島根大学農学部林学科、日本写真学園を経てフリーカメラマンに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いちろく

    別のタイトルの方が合っている気がする……。全国各地の現代の猟師を現地取材した一冊。まさに、命をいただく世界だ。写真付きで丁寧に書かれているルポルタージュなので、直ぐに読み終えてしまった。特に、育てた果樹被害がキッカケで「やられたらやりかえせ!」と免許を取得して、この世界に入った方の話が印象に残った。今年も「熊を殺すな」という一部の感情論が局所的に上がっていたが、私は増えすぎたり人害を及ぼす獣害にも対応してくれる現代の猟師の皆さんには感謝しかない。その現場の一端を、見せてもらえた気がする。

  • Nao Funasoko

    イノシシ、シカ、タヌキ、アナグマ、ハクビシン、カモ、ツキノワグマ、ウサギ、トド、、、猟師との交流をベースに生き物が肉となり料理され食されるまでが紹介されるジビエ紀行。 高級レストランで給される洒落たジビエ料理ではなく、獲って食べる素朴な猟師料理。トド、ウサギ、ハクビシン、あとタヌキ(^^;)もいつか食べてみたい。

  • キャリー

    タイトルから文献を紐解いていく歴史系の本かと思ったら現役猟師さんを北は礼文島から南は西表島まで猟に同行して取材した本。初めて読む著者だけどプロフィールを見るとカメラマンとあって、そのためか文章も見たものを簡潔にそのまま伝える感じで読みやすい。猟師さんたちの話し言葉が極力方言そのままなのも地域差を感じさせて好き。高知県のミカン畑を荒らす害獣に腹を立てて猟師になった人の話が面白かった。捕った肉を販売まで持って行く行動力が凄い。

  • niz001

    「山怪」の方か。リュウキュウイノシシやハクビシンだけで章立てしてるの初めて見る。沖縄の猟師さんは内臓抜くより先に毛焼きするのに驚く。

  • ろこぽん

    獲って捌いて食う!まさに命をいただく。すごい世界です。写真がたくさんあったのでイメージしやすく楽しく読めました。昔お店で食べた熊肉のお鍋、おいしかったなー。

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