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エネルギーの9割は再エネで作れる! -2050脱炭素達成のシナリオと科学的根拠

山と溪谷社

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784635310529
ISBN 10 : 4635310523
Format
Books
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
安田陽 ,  

Content Description

日本は、2050年までに脱炭素を実現するという国際公約を掲げながら、まだ明確なシナリオを描ききれていない。いまなお石炭火力など既存の電源に固執し、アンモニア混焼など古い技術の延命にも注目が集まるなか、果たして再生可能エネルギー(再エネ)は本命となり得るのか?そして、日本は再エネの大量導入なしに脱炭素を実現することが可能なのか?気鋭の研究者が世界のオープンソース・インテリジェンス(公開された情報を基にした知見)をもとにこれまでの常識を覆す。本当に実現可能であり、誰もが果実を手にする脱炭素シナリオとは?世界が注目し、日本の産業界の生き残りをかけた再エネの行方を鋭く描く超話題作!

目次 : はじめに 2050年に再エネ9割?/ 第1章 なぜ世界は再エネ9割になる?/ 第2章 再エネはコストがかかる?/ 第3章 エネルギー基本計画はこのままでよいのか?/ 第4章 再エネ普及に蓄電池は必要?/ 第5章 再エネはだれのため?/ おわりに 再び、2050年に再エネ9割?

【著者紹介】
安田陽 : ストラスクライド大学アカデミックビジター/九州大学客員教授/環境エネルギー政策研究所(ISEP)主任研究員。専門は風力発電の耐雷設計と系統連系。技術と経済・政策のあいだをつなぐ仕事をめざし、講演・出版などアウトリーチにも積極的に取り組む。現在、日本風力エネルギー学会および日本太陽エネルギー学会理事。IEC/TC88/MT24(風車耐雷)委員長、IEA Wind Task25(風力発電大量導入)専門委員など各種国際委員会メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • kaida6213

    エビデンスベースの提言。断定調が多い気がするがそれは原典を当たりなさいということでしょう。ここ十年での太陽光風力のコスト、および柔軟性調整技術・仕組みの発展、およびそれを元にした国際合意状況は確かによくわかってなかった。とくに欧米の人たちとの文化共有としても理解が必要。

  • Go Extreme

    将来予測: IEAの報告ー再生可能エネルギーの導入量。2050年には88%に達する予測 コスト: コストの議論 外部不経済の議論ー従来型エネルギー源に伴う外部不経済が考慮されず 脱炭素政策: ネットゼロの国際動向 科学的根拠に基づく政策決定 受け入れと技術革新: しくみづくりの重要性 柔軟性ーコストの高い蓄電池に依存する必要なし 日本の可能性: 国際的な比較ー技術的な優位性 メディアの役割ー正しい情報提供必要 再生可能エネルギーの未来ー環境負荷の軽減や社会的利益を考慮→導入 政策決定過程ー科学的根拠重視

  • carrion_crow

    SNSで著者が再エネの環境への影響についてのコメントしていたのが気になって読んでみた。 2050年に再エネが9割になるというのは各種国際機関のシミュレーションによる控えめな予測だが、日本国内では謎の力により「それは現実的ではない」という事になってしまう……という話。 エネルギー問題に興味があって読み始めたが、途中から「日本ショボい、どうしてこうなった?」と色々陰謀論に思いを致したが、著者の見解は極めて抑制的で、ざっくり言って「無能で説明できることに陰謀を見出さない」という感じだった。悲しい。

  • Akira Yoneyama

    これまで再エネには、絶対蓄電池が必要だと考えていた。この考えを根底から覆してくれた本です。 再生可能エネルギーが、非常に重要な調整能力と柔軟性を兼ね備えていることを知りました。 そして、日本には真実の姿が伝わっていない現実があるという事に気付かされました。又エネルギーについて1から勉強しようと思わされました。

  • じゃみじゃみ

    便益、外部不経済、開発自由の原則(開発不自由の原則)、原因者負担の法則とかは常日頃漠然と思っていたことを用語としてかなり圧縮して考えられそうだなーと思った。

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