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ISBN 10 : 4635310523
Content Description
日本は、2050年までに脱炭素を実現するという国際公約を掲げながら、まだ明確なシナリオを描ききれていない。いまなお石炭火力など既存の電源に固執し、アンモニア混焼など古い技術の延命にも注目が集まるなか、果たして再生可能エネルギー(再エネ)は本命となり得るのか?そして、日本は再エネの大量導入なしに脱炭素を実現することが可能なのか?気鋭の研究者が世界のオープンソース・インテリジェンス(公開された情報を基にした知見)をもとにこれまでの常識を覆す。本当に実現可能であり、誰もが果実を手にする脱炭素シナリオとは?世界が注目し、日本の産業界の生き残りをかけた再エネの行方を鋭く描く超話題作!
目次 : はじめに 2050年に再エネ9割?/ 第1章 なぜ世界は再エネ9割になる?/ 第2章 再エネはコストがかかる?/ 第3章 エネルギー基本計画はこのままでよいのか?/ 第4章 再エネ普及に蓄電池は必要?/ 第5章 再エネはだれのため?/ おわりに 再び、2050年に再エネ9割?
【著者紹介】
安田陽 : ストラスクライド大学アカデミックビジター/九州大学客員教授/環境エネルギー政策研究所(ISEP)主任研究員。専門は風力発電の耐雷設計と系統連系。技術と経済・政策のあいだをつなぐ仕事をめざし、講演・出版などアウトリーチにも積極的に取り組む。現在、日本風力エネルギー学会および日本太陽エネルギー学会理事。IEC/TC88/MT24(風車耐雷)委員長、IEA Wind Task25(風力発電大量導入)専門委員など各種国際委員会メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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