Product Details
ISBN/Catalogue Number
:
ISBN 13 : 9784868030126
ISBN 10 : 4868030124
ISBN 10 : 4868030124
Format
:
Books
Release Date
:
October/2024
Content Description
なぜ史書に歌が書かれるのか。
『古事記』と『日本書紀』は歴史叙述を目的としながらも、歌と散文による叙述法を選んだ。歌そのものが宮廷の出来事を伝える歴史叙述だったからである。歌が物語化され、そこに散文が生成してくる。
説話や物語に古代歌謡が結合したり、はめ込まれたとする独立歌謡転用論は、もはや通用しない。
『古事記』成立と深く結びつく、8世紀初めの日本史書に出現した特異な現象を解明する。
【著者紹介】
居駒永幸 : 1951(昭和26)年山形県村山市生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。2021(令和3)年明治大学教授を定年で退任、現在、明治大学名誉教授。専門分野、古代日本文学・日本民俗学。2003(平成15)年國學院大學より博士(文学)の学位授与。主な著書、『古代の歌と叙事文芸史』(笠間書院、2003年。志田延義賞受賞)、『歌の原初へ 宮古島狩俣の神歌と神話』(おうふう、2014年。連合駿台会学術賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
