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ISBN 10 : 4006001584
Content Description
民主主義を支えるのは、自発的な社会的責任の意識であろう。江戸時代の人々は、それを「役」と表現し、現代の役人や役員の語につながる。民主主義が近代の一つの特色であるとすれば、日本の近代は江戸時代に始まっていたのではないか。この新しい視点から、日本の近世と近代を多角的に考察する。
目次 : 序説 日本史の時代区分/ 1 社会組織の基本原理(江戸時代の社会と政治思想の特質/ 江戸時代の天皇―その社会的基盤は何か/ 戦国大名と幕藩体制/ 徳川家康の文教政策と国家構想)/ 2 宗教と文化(日本における国民的宗教の成立/ 思想にみる江戸時代の個と集団/ 元禄文化と社会―職業文化人の登場)/ 3 近代への展望(明治維新と武士―「公論」の理念による維新像再構成の試み/ 日本史上における近代天皇制―天皇機関説の歴史的背景)
【著者紹介】
尾藤正英 : 1923年、大阪市生まれ。1949年、東京大学文学部国史学科卒業。日本近世史専攻。東京大学名誉教授、日本学士院会員。安藤昌益や水戸学の原典に校注を加え、また伊藤仁斎・荻生徂徠・本居宣長らに関する論文を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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天使
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のとや書架
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