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近世京都近郊の村と百姓 佛教大学研究叢書22

尾脇秀和

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784784217311
ISBN 10 : 4784217312
Format
Books
Release Date
January/2014
Japan

Content Description

目次 : 本書の研究視角と構成/ 第1部 石見上里村の変容(相給支配構造と株百姓の実態/ 文政期の村方騒動と百姓の壱人両名/ 村役人層の変容―「家記」編纂の意識とその社会的背景)/ 第2部 大島家の変容(大島家の壱人両名―大島数馬と利左衛門/ 大島家の学芸活用/ 在方医師の活動実態/ 在方医師と村―変死隠蔽事件を事例として/ まとめと課題)/ 付論 大島家の病と地域の医療

【著者紹介】
尾脇秀和 : 1983年京都府生まれ。2005年佛教大学文学部史学科卒業。2013年佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。現在、佛教大学総合研究所特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • アメヲトコ

    山城国乙訓郡石見上里村(現京都市西京区)とその百姓であった大島家を対象とした近世の百姓についての考察。「穏便」がひとつのキーワードとなっており、建前と実態の齟齬を調整するためのシステムが分析の主眼となっています。百姓の株を維持するために一人の百姓が異なる百姓の名前を使い分ける「壱人両名」の慣行や、村内での不審死発生の、医師まで巻き込んだ村ぐるみでの隠蔽など、史料の表向きの情報を鵜呑みにすることの怖さを教えてくれます。

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