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ISBN 10 : 4002710661
Content Description
福島原発事故から10年以上が過ぎた。政府・東電は「40年廃炉」に向け進行中と言うが、そもそも事故炉の廃炉とは何をすることで、一体それは可能なのか。技術的不確実性の中、長期間を要するその工程をどうルール化し、誰の責任でどこまで行わせるのか。スリーマイル、チェルノブイリという二つの重要な先例と比較しながら検討する。あわせて、大量廃炉時代に突入した今、老朽原発を含めた原発廃炉のもつ人類史的重要性を指摘する。
目次 : 序章 不可解な廃炉スケジュール―福島第一は四〇年で第二は四四年?/ 第1章 「廃炉」は何を目指すのか/ 第2章 「四〇年廃炉」スケジュールはどうやって組み立てられたか/ 第3章 素通りされたスリーマイルの教訓/ 第4章 知られざるチェルノブイリの知恵/ 第5章 危うい現在地から問う「廃炉とは何か」/ 終章 「もう一つの核廃絶」に向けて
【著者紹介】
尾松亮 : 1978年生まれ。東京大学大学院人文社会研究科修士課程修了。文部科学省長期留学生派遣制度により、モスクワ大学文学部大学院に留学。その後、民間シンクタンクでロシア・北東アジアのエネルギー問題を中心に調査。2011〜2012年に「子ども・被災者支援法」策定のための与党PT・政府WTに有識者として参加。2019年から民間の専門家、ジャーナリストによる「廃炉制度研究会」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Ezo Takachin
読了日:2025/01/23
青雲空
読了日:2023/07/13
takao
読了日:2023/06/09
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読了日:2023/09/06
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読了日:2022/09/22
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