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尾崎紅葉の「金色夜叉」 ビギナ-ズ・クラシックス近代文学編

尾崎紅葉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784044072179
ISBN 10 : 4044072175
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

許嫁・宮に裏切られた貫一は、金本位の世の中へ復讐を誓い、冷徹な高利貸“金色夜叉”となる。「今月今夜のこの月を…」の名文句で有名な熱海の別れや、貫一をめぐる女たちの壮絶な修羅場など、尾崎紅葉晩年の渾身作から名場面を凝縮。貫一・宮の恋の顛末、個性的な登場人物たち、偽続編の存在など、近代文学研究の第一人者による詳細な解説とコラムで名作の新たな魅力に迫る。平易な現代語訳で、難解な原作を手軽に1冊で味わえる。

目次 : 金色夜叉・前編/ 金色夜叉・中編/ 金色夜叉・後編/ 続・金色夜叉/ 続続・金色夜叉/ 新続・金色夜叉

【著者紹介】
山田有策 : 1943(昭和18)年、愛知県生まれ。東京大学文学部国語国文学科卒業。同大学大学院博士課程修了。近代文学研究者。東京女子大学講師を経て、東京学芸大学名誉教授。日本近代文学会、前代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sofia

    表紙の場面しか知らなかったが、こんなにどろどろな話だったとは!原作はあきらめてこちらを読むが、おもしろかった!足蹴りにされる場面はすぐ出てくるし、貫一、足蹴りしたくなるよなあ。

  • aquamarine

    熱海と言えば「お宮の松」そして貫一がお宮を足蹴にしている銅像。有名なセリフもこれがどんな場面なのかもなんとなくわかります。でもなぜこうなってこの先は?何度か原文を読もうとして数行で挫折していたのですが、この本では上手く名場面を切り取り原文と現代語訳を対比させながら解説やコラムを挟み、とても読み易くしていました。いろいろな資料もとても興味深く楽しめました。とはいってもこれで全部理解した気になろうというのは甘かったです。しかしながらこの後全文にあたればきっと今までより理解しやすいと思うので挑戦してみます。

  • 魚京童!

    文語体に挫折して、口語体ならなんとかなるだろうかと思って…。なんかすげーって思った。次こそは読み切ってみたい!これも傾倒している話でそれはそれで辛いんだろうけど、空しくもあるのだな。もう少しちゃんと読んで、ちゃんと考えて行かなければならないことが多いのだけれど逃げてばっかりだ。

  • ごへいもち

    金色夜叉とは?を知りたくて。飛ばし読み。紙芝居は表紙絵の場面でおわりだったけれど実はまだまだ続きがあったのね

  • sleep@芒羊會

    表紙の絵があまりに印象的な一冊。(^_^;)そして、この後の貫一の闇落ちっぷりが凄まじい。どちらが悪いとは断言できないけど、「救い」って結局自己満足だよね、と思える作品だった。

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