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「プランb」の教科書

尾崎弘之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797681055
ISBN 10 : 4797681055
Format
Books
Release Date
August/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 第1章 すべての「プラン」はなぜうまく行かないのか/ 第2章 あらゆる計画は修正を迫られる/ 第3章 「プランB」はなぜ発動できないのか/ 第4章 「プランB」を発動させる方法その一 「悪魔の代弁者」の助けを借りる/ 第5章 「プランB」を発動させる方法その二 アイデア集約と実行のための仕組みを作る/ 第6章 「プランB」を発動させる方法その三 AIにできない課題発見をヒトが行なう/ 第7章 「プランB」を発動させる方法その四 人を説得する能力が集団思考を打破する

【著者紹介】
尾崎弘之 : 福岡市出身。1984年東京大学法学部卒業後、野村證券入社。ニューヨーク法人などに勤務。モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス勤務を経て、2001年にベンチャー業界へ転身。ベンチャー・キャピタル、複数スタートアップ企業の立ち上げ、エグジットに関わる。2005年より東京工科大学教授。2015年より神戸大学科学技術イノベーション研究科教授、同大経営学研究科教授(兼任)。政府で核融合エネルギー委員会委員などを務める。博士(学術)。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kitten

    図書館本。「プランB」という考え方は非常に大事で、日本に限らず、世界もこれで失敗することが多い。プランAが失敗しそうなときに、すっとプランBに移行できればよいが、これがなかなか難しい、というか、プランBが用意、検討すらされていないのではないだろうか。後半は、プランBを用意したとして、いかにしてそれに移行するか、という話だがほぼほぼビジネス書のような感じで、読み飛ばしてしまった。

  • Iwata Kentaro

    献本御礼。むちゃくちゃ面白かった。書いてある内容は「プランB」のことをよく考えている人にとってはおなじみの内容だが、だからこそ教科書としては堅牢堅実なものといえるし、ビジネスの方なので事例がとても豊富でぼくのような門外漢には知らないエピソードが山のようにあった。米国時代お世話になったブロックバスター潰れてたの知らんかったし(笑)。

  • Satoshi Hara

    日本の組織って何でプランBがないのだろう、バカなの?って思うことが多いが、組織でプランBを作成して発動させるのは思ったより難しいのがわかった。空気のところなんて、もうまさに、という感じ。人を説得するためのアリストテレスの3要素(エトス、パトス、ロゴス)もとても参考になった。ところどころ用語についていけなかったので再読したい。

  • tolucky1962

    集団思考,集団的保守主義,現状維持バイアス,ホットハンド誤謬,空気。認知容易性錯覚,代表性ヒュースリティック,選好の時間的逆転,損失回避の原則,ハロー効果,アンカリング効果,認知バイアス。同調圧力。サクセストラップ。官僚の無謬性。失敗情報:隠れる,単純化,変わる,ローカル化,神話化。表象の一致,間主観性の一致。組織バイアス,取引コスト,可能性の効果,感情ヒューリスティック。後悔回避,心理会計,思い込み,サンクコストの誤謬,損失回避の現象,感応度逓減性。レッドチーム思考,オープンイノベーション,アート思考。

  • 田中峰和

    リスクヘッジとどう違うのか。将来のリスクを予測し、被害を最小限に抑えるために対策を図るのがリスクヘッジだが、プランBと同じなのか。新型コロナウイルス対策では、水際対策や行動制限を課したのがプランAだった。3人の首相がその実行をしたが、効果があったのか。他の先進国ではコロナと共生するプランBに変わっているが、日本にはその発想すらない。日本の安全保障問題でもプランBの発想が求められる。ロシアに侵攻されたウクライナと同様、仮想敵国に囲まれた日本。米軍の支援を待つのがプランAだが、プランBは用意されているのか。

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