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ネットビジネス進化論 何が「成功」をもたらすのか

尾原和啓

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140818213
ISBN 10 : 4140818212
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2020
Japan

Content Description

四半世紀を総括し、未来を見通す
全ジャンルを網羅した決定版!

GAFAMの台頭からシェアリングエコノミーまで、インターネット登場から四半世紀にわたるネットビジネスの進化の要点を整理する。Amazon、楽天、メルカリ、YouTube、LINE、ビットコインなど、有名企業・サービスの分析を通して、勝者に通底する原理や儲けのしくみを解説。激変するネット界の潮流がわかる、ビジネスパーソン必携の一冊!


目次

はじめに ネットビジネスの進化の系統樹
Part 1 権力:つながりの場所を押さえる
 1−1 検索はなぜ権力の一等地なのか――ポータル、スーパーアプリ戦争
 1−2 IDと決済を握ったものが覇者となるのはなぜか――キャッシュレス決済とフリクションレス
 1−3 次の主戦場は信用経済とスモールビジネス市場――イネーブラーと信用スコア
Part 2 コマース:物や予約をつなげる
 2−1 人から人へ物をつなげる――CtoCコマースと相互ネットワーク効果
 2−2 企業から人へ物をつなげる――BtoCコマース、ロングテール、検索型と探索型
 2−3 企業から人へサービスをつなげる――BtoCサービスコマース、ツメの開発、テイクレート
Part 3 コンテンツ:情報をつなげる
 3−1 人から人へ情報をつなげる――CGM
 3−2 情報をつなげてマネタイズする――コンテンツビジネスとアドテクノロジー、課金モデル
 3−3 情報をつなげて遊ぶ――スマホゲームとフリーミアム、eスポーツ
Part 4 コミュニケーション:人をつなげる
 4−1 つながりがパワーになる――SNSとブログ、メッセージングサービス
 4−2 個人がパワーをもつ時代――インフルエンサーとコミュニティビジネス
Part 5 有限資産をつなげる
 5−1 有限資産をなめらかにつなげる――ブロックチェーンとクラウドファンディング
 5−2 有限資産を小分けにしてみんなで使う――シェアリングエコノミー
Part 6 BtoB:仕事をつなげる
 6−1 仕事とデータをつなげる――クラウド、ビッグデータ、SaaS、AI
最終章 これからネットビジネスを始める人へ
あとがき 「横糸」はあなたの「縦糸」を強くするために


著者プロフィール

尾原 和啓 (オバラ カズヒロ) (著/文)
IT批評家。1970年生まれ。京都大学大学院工学研究科応用人工知能論講座修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタートし、NTTドコモのi モード事業立ち上げ支援、リクルート、ケイ・ラボラトリー(現:KLab)、コーポレートディレクション、サイバード、電子金券開発、リクルート(2回目)、オプト、グーグル、楽天の事業企画、投資、新規事業に従事。経済産業省対外通商政策委員、産業総合研究所人工知能センターアドバイザーなどを歴任。著書に、『IT ビジネスの原理』『ザ・プラットフォーム』(共にNHK 出版)、『モチベーション革命』(幻冬舎)、『どこでも誰とでも働ける』(ダイヤモンド社)、『アルゴリズム フェアネス』(KADOKAWA)、共著に『アフターデジタル』『ディープテック』(共に日経BP)などがある。

【著者紹介】
尾原和啓 : IT批評家。1970年生まれ。京都大学大学院工学研究科応用人工知能論講座修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタートし、NTTドコモのiモード事業立ち上げ支援、リクルート、ケイ・ラボラトリー(現:KLab、取締役)、コーポレートディレクション、サイバード、電子金券開発、リクルート(2回目)、オプト、グーグル、楽天(執行役員)の事業企画、投資、新規事業に従事。経済産業省対外通商政策委員、産業総合研究所人工知能センターアドバイザーなどを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    デジタル社会に乗り遅れた人間に、この本は本当に勉強になった。難しいコンピュータ用語ではなく、「ビジネス」という視点で解説が一貫しているのがいい。eコマース、コンテンツ事業、コミュニケーション・サービスなどの鍵となるポイントが、アマゾンと楽天・ヤフオク・メルカリ、ツイッターとフェイスブックなど、豊富な具体例の比較で説明されているから、分かった気にさせてくれる。アイデア・チーム・ビジネスモデル・資金調達・タイミングの5つのファクターのうち、ネットビジネスで最重要なのは「タイミング」だというのも意味深である。

  • Kentaro

    キャッシュレス決済によってすべてのお金のやりとりがリンクになるというのは、個人を識別するためのIDと決済が結びつくということだ。インドネシアでは、配車アプリの「グラブ」や相乗りアプリの「ゴジェック」がライドシェア市場を席巻していて、ドライバーの人たちは料金をアプリにプールしている。料金を現金で受け取っても、コンビニなどでアプリにチャージできる。つまり、銀行口座をもっていなくても、アプリに給料をためておけるわけだ。そして、アプリ内にためておいたお金が電子マネーとして使えれば、そもそも銀行口座はいらなくなる。

  • ミライ

    四半世紀の日本のインターネットビジネスの歴史+未来を語った尾原和啓さんによる一冊。検索、Eコマース、SNSからAI、ビッグデータ、ブロックチェーン・クラウドファンディングまで幅広く紹介されるが、マインドマップのような「ネットビジネス進化の系統樹」を基にして語られるので、内容はわかりやすかった。ネットビジネスは基本先行者が勝利するパターンが多い(時々ゲームチェンジも起こるが例外的)ので、いかに早くはじめて初期に大資本を投入できるかが勝利の鍵だなと改めて思った。

  • よっち

    GAFAMの台頭からシェアリングエコノミーまで、インターネット登場から四半世紀にわたるネットビジネスの進化の要点を整理した一冊。検索、IDと決済を握るキャッシュレス決済とフリクションレス、信用経済とスモールビジネス市場など、今はいかに目をつけ一番手になるのかが求められているんですね。人や企業から人へ物を繋げる、サービスにシフトする中でのツメの開発やテイクレート、情報からマネタイズしたり有限資産を繋げることだったり、信頼する人の推すものを共有する「感情価値」の可能性にはなるほどなと思うところがありました。

  • Shun

    誰もがネットにアクセスできる世の中となりIT分野の発展は凄まじい速さ、そして日々新たなサービスが生まれています。また新たな価値観も生まれ、例えば貨幣や仕事も例外でなく”〜2.0”と表現される事例が多くありました。このネットビジネスを取り巻くニュースを見ていると、日々新しい横文字を目にする機会が多く、時代の流れにいつ置いていかれるとも分かりません。本書はそんな変化をし続けてきたITビジネスの最前線に携わってきた著者が、このIT進化の歴史と考察を記した書になります。まさに自分アップデートのための有益な1冊。

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