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庭石と水の由来 日本庭園の石質と水系

尼崎博正

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784812201343
ISBN 10 : 4812201349
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2002
Japan

Content Description

水をめぐる日本庭園の数奇な運命。庭石の石質と庭園の水系をつぶさに調べた結果を記録。日本庭園の不易とは何か、そして流行とは…。その本質に迫る。これからの文化財修復のためにも資料的価値の高い1冊。

【著者紹介】
尼崎博正 : 1946年1月21日兵庫県生まれ。1969年京都大学農学部卒業。1994年京都芸術短期大学学長。日本庭園研究センター所長(現在に至る)。1998年京都造形芸術大学副学長(現在に至る)。1992年農学博士。日本造園学会賞設計作品部門受賞。文化庁文化審議会文化財分科会第三専門調査会名勝委員会委員、宮内庁御所離宮庭園特別整備技術指導委員、日本造園学会評議員、茶の湯文化学会理事、日本造園修景協会評議員、滋賀県文化財保護審議会委員、大阪市文化財保護審議会委員、史迹美術同攷会会長、他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • chang_ume

    庭園の様式分類や年代観に関して、なるほど庭石の「石質」は有力な指標になると思わせる。中世から多用される結晶片岩、あるいは江戸前期から突如増加する花崗岩(小堀遠州の特異な造園思想を示唆)、そして近代の植治による縞状チャートなど、石質と庭園の様式・年代は確かに相関するようだ。一方で例えば銀閣寺庭園。様式的には東求堂前に新相を感じますが(あくまで私見です)、石質分布からは逆に古相の特徴を帯びてしまう。クロスチェックが必要ですね。いずれにせよ庭園研究に有力指標を提示したことで、本書は大きな意味を持つことでしょう。

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