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ワールドシネマ・スタディーズ 世界の「いま」を映画で学ぼう

小長谷有紀

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784585270300
ISBN 10 : 4585270302
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

21世紀に世界各地で制作された映画から、国境問題、移民の増加と排斥、家族間のコミュニケーション、支援と共生、ジェンダー・ギャップなど、現代社会の抱える問題を考察。文化や立場の違いを越えて、さまざまな人間同士が共生できる社会のあり方を考えるきっかけを与える、良質な映画・39作品を紹介。

目次 : 1 包摂と自律の人間学/ 2 国境と民族を超えて/ 3 家族から社会を見る/ 4 支援と絆/ 5 家族のゆくえ/ 6 多文化を生きる/ 7 マイノリティ・ボイス

【著者紹介】
小長谷有紀 : 人間文化研究機構理事、国立民族学博物館併任教授。専門はモンゴル、中央アジアの遊牧社会に関する文化人類学

鈴木紀 : 立民族学博物館民族文化研究部・准教授。専門は開発人類学・ラテンアメリカ文化論

旦匡子 : 「チャンネルアジア」代表。韓国、台湾、インド、イラン、アフガニスタンなど広くアジア映画に精通し、その配給や宣伝に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ののまる

    映画で世界の社会問題を知る。国立民族学博物館の映画祭など、専門家の解説付きで映画を観ると、深く理解できてとても愉しいし、映画パンフレットにもそれいい解説があるとすごく嬉しい。それが本になってるのです。まだ観たことがない映画があって、借りたい!

  • imagine

    恥ずかしながら、国立民族学博物館なる施設があることを初めて知る。その教授陣を中心とした、主要国「以外」の映画紹介本。映画のテーマに沿って、各国における問題点や諸事情も理解できて一石二鳥。となるはずだったのだろうけれど、記述陣は、担当する国の事情を訴える方に力を入れすぎてしまうようで、肝心の映画への言及が少ない。それでも何作か観たい映画を発掘する事はできた。

  • きょう

    「サムソンとデリラ」で検索したら、なんと同名の映画が。聖書の題材を下敷きにした物語はいくらでもあるということですね。新年から、1日に1本分読んでは考え〜して、やっと読了しました。スクリーンで見たことがある映画は1本でしたが、あっさり描かれていた背景に社会システムが関わっていたことを知りました。各作品ごとにもっと詳しく背景を知りたい、知っておくべきではと思いました。今後読む本選びに、影響すると思います。

  • 鬼山とんぼ

    パレスチナ問題の研究者を探している途中で遭遇。国際映画祭等で近年高い評価を得た映画のうち普通の映画ファンが滅多に見ないマイナーな国家やいわゆる弱者の問題を取り上げた秀作を列挙し、それぞれその方面の専門家に評論してもらう構造。商業的路線からは完全に外れているものの、世界に転がっている解決困難な問題を読者に気付かせるだけでも出版の意義がある。表題下の映画紹介文はそれぞれ大変よく纏まっている。これらの映画の一つか二つでも見れば問題の存在や当事者を知ることになり、大なり小なり声援を送りたくなる。それが本意だろう。

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