Product Details
ISBN 10 : 4865593047
Content Description
調性の彼方にバッハが聴き取った音響とは──
作曲家の視点からバッハの意図と創作過程を明らかにし、
演奏の具体的な指針を提供する!
現代日本を代表する作曲家による、《平均律クラヴィーア曲集》の分析と解説、第2弾!
第1巻につづき、調性のさらなる可能性を追求するバッハが、その彼方に聴きとった音響にせまる。
各曲ごとの解説と2色刷の書き込み入り楽譜で、創作の過程をひもとき、演奏・分析・聴取を一新する。
当時の作曲における慣例や伝統を知ることで、学習者がピアノ演奏の手引きとして活用できるだけでなく、ウェーベルン、シュトックハウゼン、ブーレーズ、クセナキスらヨーロッパ現代音楽の作曲思想にも通ずるバッハの革新性にせまり、精緻に構造化された〈音楽の知の迷宮〉を可視化する!
【著者紹介】
小鍛冶邦隆 : 東京藝術大学作曲科在学中より指揮者・山田一雄のアシスタントをつとめ、同大学院をへて、パリ国立高等音楽院作曲科でO.メシアン、ピアノ伴奏科でH.ピュイグ=ロジェほかに、またウィーン国立音楽大学指揮科でO.スウィトナーに学ぶ。自作を含むプログラムで東京都交響楽団を指揮。現在東京藝術大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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