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オノマトペ 擬音語・擬態語の世界 角川ソフィア文庫

小野正弘

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784044005474
ISBN 10 : 4044005478
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan

Content Description

「ゴーン」などの擬音語、「ピカピカ」などの擬態語を総じて称する「オノマトペ」。誰もが日常的に使っているこれらの言葉、抽象的で単純で幼稚なものと思われるかもしれないが、実は奥が深い。『古事記』で登場する「もゆら」とは何の音?『ゴルゴ13』で「シュボッ」と火を点けるようになるまでの顛末は?川端康成はなぜ『伊豆の踊子』の踊子を「コトコト」笑わせたのか?豊富な例やエピソードから、日本語を深くほりさげる。

目次 : 第1章 創って遊べるオノマトペ/ 第2章 愛でる・感じるオノマトペ/ 第3章 オノマトペのある暮し/ 第4章 オノマトペは歴史とともに/ 第5章 オノマトペの果たす役割/ 終章 研究が進むオノマトペ

【著者紹介】
小野正弘 : 1958年、岩手県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程中退。鶴見大学文学部講師・助教授・教授を経て、明治大学文学部教授。専門は、日本語の歴史(語彙・文字・意味)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • へくとぱすかる

    日本語はオノマトペが豊富らしいが、いきなりオノマトペを創作してみることから始まるのには驚く。小説や古典文学、方言に現れる類例の考察は、解説書としてのスタンダードだが、「ゴルゴ13」に現れる、ライターを点火する「シュボッ」音の追求など、コミックを対象にした研究を、もっと進めてほしい。擬態語の場合、なぜそのような状態を表すのか、何らかの言語学的理由があるのだろうが、外国語と比較すれば世界共通とはいかないようだ。それもなぜなのかは、これからの研究課題かもしれない。

  • サンタマリア

    オノマトペに関した雑学をたくさん知ることができた。特にオノマトペは古事記から使われておりイザナミやイザナギとある部分で同じ扱いを受けていたという話が面白かった。他にも外国のものとの違いなど興味を惹かれる箇所がかなりあった。第2弾待ってます!

  • kenitirokikuti

    小学館『日本語オノマトペ辞典』(2007)の編者である著者が2009年に平凡社新書から刊行したオノマトペに関するエッセイを文庫化したもの。あとがきや終章に、書かなかったものとして、歌謡曲の歌詞にあるオノマトペを話題にしたもの、そして、ポルノ小説のようなアダルトな世界のオノマトペを真面目に取り上げること、が上がっている。マンガについてはゴルゴ13と坂本眞一『イノサン』を扱っている。後者は逆にオノマトペを極力避けており、第1巻の最初のオノマトペは100頁目▲マンガのオノマトペは、漫符と密に関係しているなぁ。

  • 5〇5

    〜2019年M-1優勝・お笑いコンビ「ミルクボーイ」調で〜                     「おかんが、好きな朝ごはんの名前を忘れてな。『カリカリ』してるやつや言うてんねん」「コーンフレークやないか」「ただな、『カシュカシュ』した食感もある言うんや」「ほな、コーンフレークと違うか」「牛乳かけると『ハリハリ』になるらしいんや」「コーンフレークやないかい」「でもな、『クシュクシュ』もあるらしい」「ほな、コーンフレークと違うやないかい」「おとんが言うにはな、フルーツグラノーラちゃうかって」「それや」

  • ぐんぴぃ

    面白かった。オノマトペを知ることは日本語を学ぶこと。日本語の成り立ちから説明してて面白かった(古事記のオノマトペなど) いろんな法則が紹介されていた。ときどき読み返したい。

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