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室町小歌 コレクション日本歌人選

小野恭靖

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784305709042
ISBN 10 : 430570904X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

安土桃山から江戸初期にかけて流行した隆達節50首で構成。

目次 : 幾度も摘め、生田の若菜、君も千代を積むべし/ いつも春立つ門の松、茂れ松山、千代も幾千代、若緑/ 面白の春雨や、花の散らぬほど降れ/ 五条わたりを車が通る、誰そと夕顔の花車/ 庭の夏草茂らば茂れ、道あればとて訪ふ人もなし/ 木幡山路に行き暮れて、月を伏見の草枕/ 色々の草の名は多けれど、何ぞ忘れ草はの/ 憂きは在京、妻持ちながら独り寝をする/ 恨み恋しや、恨みしほどは来しものを/ 思ひ出すとは忘るるか、思ひ出さずや、忘れねば〔ほか〕

【著者紹介】
小野恭靖 : 1958年静岡県生まれ。早稲田大学第一文学部日本文学専攻卒業、早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。現在、大阪教育大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • movingtoomuch

    室町後期から江戸初期の流行歌、中でも「隆達節」の代表的な歌を解説。その洒脱と軽みに魅了された。「杜子美、山谷、李太白にも、酒を飲むなと詩の候(そろ)か」=どんな詩人も酒を飲むななんていってない。大いに飲もう。「思ひ出すとは忘るるか、思い出さずや、忘れねば」=私のことを思い出したって? それって普段忘れてるってことでしょ? サイテー。「人と契らば薄く契りてて末遂げよ、紅葉葉をみよ、濃きは散るもの」=薄く恋して長く添い遂げた方がいい。紅葉だって最初から濃い葉はすぐ散るのだから……。今も昔も人間は変わらんなー。

  • koji

    安土桃山時代〜江戸時代に書かれた歌から50程ピックアップされている。思うのは今も昔も恋愛感は大きく変わっていないということ。これが新鮮でとても面白かった。古文なので読めないものがあるが解説があるので理解しやすい。

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