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日比野豆腐店

小野寺史宜

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198659196
ISBN 10 : 4198659192
Format
Books
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

東京の町なかに、ひっそりと佇む「日比野豆腐店」。店主の清道を亡くした日比野家は、厳しいながらも手を取り合って店を切り盛りしていた。店を終わらせようとしている祖母の初。亡くなった夫の代わりに店を続けたい母の咲子。店を継ぎたいのかどうか、将来に悩む令哉。そして、「ある人」と一緒に三人を見守る飼い猫の福。「日々の豆腐」という意味も込められた豆腐屋で、ひたむきに生きる人たちを描いた心揺さぶる家族小説。

【著者紹介】
小野寺史宜 : 千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」で第86回オール讀物新人賞を受賞。08年、ポプラ社小説大賞優秀賞受賞作『ROCKER』で単行本デビュー。『ひと』が19年本屋大賞第2位に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    小野寺 史宜は、新作中心に読んでいる作家です。本書は、豆腐屋四代家族小説、感動作でした。看板猫ではない豆腐屋猫 日比野福の独白が好いにゃあ(=^・^=) https://www.tokuma.jp/smp/book/b653900.html 【読メ😻猫部】

  • 昼寝ねこ

    東京の下町、葛飾区堀切にある日比野豆腐店。近くには堀切菖蒲園がある。三代目店主がコロナで早く亡くなったため残された母親と会社員だった嫁が後を継ぐ。経営は苦しいながら本物の豆腐を作り続けるがスーパーなら100円以下で買える豆腐が400円する。でも美味しさをわかってくれる人はその値段でも買ってくれる。古くから馴染みの老人、近所に住む小学生、福祉事務所の所長、金髪で元ホストの若者。良くも悪くも安定の小野寺節で悪者は一人も出てこない。物足りないと思うか心地よいと思うかは人それぞれだが私はかなり好きな世界だ。

  • いつでも母さん

    はい!これぞ小野寺さんの真骨頂、優しく沁みる家族の物語。私の(あなたの)欲する温度がここにある。小野寺作品ファンの皆さん安心して浸りましょう。日比野豆腐店好いなぁ。豆腐が、日々の豆腐だけじゃなく、ちょっとお高い青い大豆を使った「日比野青絹」を食べたい。私の食欲中枢を刺激して、満足な読後感。令哉、頑張れ。そして『日比野福』と言う愛猫の存在も良い。

  • reo

    日比野豆腐店の日常をお祖母さんにあたる初さん、お母さんの咲子さん、息子の令哉、客の小学四年生の神田七太、日比野家の飼い猫福のそれぞれの目から見た物語。特に何も起こらないが、読むほどにじんわりと幸せ感が感じられる作品です。

  • おしゃべりメガネ

    ほっこり&じんわりと涙腺をユルくする名手、小野寺さんの新刊で舞台は豆腐屋とくれば、もう読む前から俄然期待値は上がりまくりですよね。東京の町なかでひっそり佇む『日比野豆腐店』は高校2年の「令哉」の祖母「初」と母「咲子」の二人で営んでいます。やっぱり小野寺さん作品ならではの人間関係のつながり、描写が素晴らしいです。年代問わず淡い恋愛心の描写なんてのは、小野寺さんでしか書けない表現だったかなと。読んでいて当たり前ですが、めっちゃ豆腐が食べたくなります。昨今、なかなかスーパーで売ってる以外の豆腐って見ないですね。

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