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ぼくは刑事です

小野寺史宜

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591186015
ISBN 10 : 4591186016
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

松川律は三十一歳の刑事で、シングルマザーの竹本澄音とつきあっている。澄音の五歳の娘・海音との距離も縮まり結婚を真剣に考えたところで、澄音から自分の父親には前科があると告げられて――。ラーメン店を経営する姉一家との交流や同期刑事とのやりとりなどを小気味よく織り交ぜながら、若き刑事の二年の月日を描く。スカイツリーの見える東京・下町で繰り広げられる心温まる人生の物語。

【著者紹介】
小野寺史宜(おのでら・ふみのり)
千葉県生まれ。2006年『裏へ走り蹴り込め』でオール讀物新人賞を受賞。2008年、『ROCKER』でポプラ社小説大賞優秀賞を受賞。著書に『みつばの郵便屋さん』シリーズ(全8巻)、『東京放浪』、『太郎とさくら』、『ライフ』、『天使と悪魔のシネマ』、『みつばの泉ちゃん』、『町なか番外地』(以上、ポプラ社)、『とにもかくにもごはん』(講談社)、『タクジョ!』(実業之日本社)、『片見里荒川コネクション』(幻冬舎)、『食っちゃ寝て書いて』(KADOKAWA)、『今夜』(新潮社)、『君に光射す』(双葉社)、『日比野豆腐店』(徳間書店)、『ひと』(2019年本屋大賞2位)、『まち』、『いえ』、『うたう』(祥伝社)などがある。

【著者紹介】
小野寺史宜 : 千葉県生まれ。2006年『裏へ走り蹴り込め』でオール讀物新人賞を受賞。2008年、『ROCKER』でポプラ社小説大賞優秀賞を受賞。著書に『ひと』(2019年本屋大賞2位)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    小野寺 史宜は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。刑事が主人公なのにミステリでない小説を始めて読みました。本書は、リアル刑事家族小説の感動作でした。今年のBEST20候補、海音ちゃんが健気で可愛いです。 https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008502.html

  • ALATA

    寄せては返す小さな波が永遠に続くような心穏やかな、そんな物語。いつも思うが小野寺さんの小説は読んでいて心地よいリズムがある。表題から主人公の松川くんは刑事とわかるがミステリーでも警察小説でもない。刑事といえども普通の生活もあるし家族もいる、そして恋もする。そんな東京下町の四季が彩りを添える心温まるお話でした★4※シングルマザーの澄音と海音。そして僕は自分の弱さを知っている…知っているからこそ強くもなれる。。そう、僕は刑事ですよ👮

  • いつでも母さん

    これはもう間違いなくみんなが欲している小野寺さん!(褒めてます)安心して読めて、じんわり心に染みてくる。悪人は出て来ない。事件を追う物語ではなく、31歳の刑事・松川律の日々を、心模様を、丁寧に紡ぐ書き下ろしが嬉しい読書時間だった。そうか、こう持って行ったか・・のラストも、期待通りの小野寺さんだった。「ガンバレ、律!」

  • おしゃべりメガネ

    まさかまさか、あの小野寺さんが刑事モノ?ミステリー?と思いつつ手にとりましたが、やはり安定の小野寺さんワールドで、殺人事件とかには縁がなかったです。主人公「律」は31歳、独身の刑事でシングルマザーで高校の先輩だった「澄音」と付き合ってます。彼女の一人娘「海音」との距離感も良好で、やはり結婚を意識しています。いざ結婚をと決意して「澄音」に打ち明けると事態はまさかの展開に。他の小野寺さん作品に比べるとちょっとトーンは低めで、読後感がスッキリするかと言われるとビミョーです。でもやっぱり小野寺さん作品は好きです。

  • ひさか

    2025年5月ポプラ社刊。書き下ろし。春、夏、秋、冬、また春、また夏、また秋、また冬、の8つの章で構成。刑事を職業にしている松川律の人生の2年間が語られ、生活のことや仕事のことがうまく書かれていて、話に惹き込まれる。ラスト付近で起こる海音ちゃんを巡る律の決断に驚愕。律の生き方、人とのかかわり方にあらためて感心と共感してしまいました。

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