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ISBN 10 : 4571101767
Content Description
「学力」が教育を支配すれば、「移行支援としての高校教育」は、たちまち統廃合の対象になって生き残ることさえできないだろう。高校生の「学び」に注目することは、子どもたちが教育改革の犠牲になることから守るとともに、学び手である子どものニーズに基づく「移行支援としての高校教育」をさらに具体的で意義深いものにするためにも重要な作業である。何をどう学ぶのか、「学び」の本質を追求する!「移行支援としての高校教育」議論の第2弾。
目次 : 第1部 高校生の学びの実態(エピソードとデータから見る高校生の「学び」の実態/ 「学校」から「社会」への移行が困難な子どもたち)/ 第2部 変容する社会と若者の居場所(居場所を失った子どもたち―子どもの貧困と高校中退)/ 第3部 高校生の「学び」の理解(あらためて「学び」を考える/ 学びの「病理」)/ 第4部 高校生の「学び」の実践(学びをデザインする/ 教室内にとどまらない「学び」/ 青年期の自立と安心な暮らしの営みを支える―高等学校家庭科の実践から/ 芸術を核とする教育―創作のプロセスを通して学ぶ「生きる力」)/ 第5部 大人への移行のための「学び」(「移行支援としての高校教育」再論/ 移行支援としての「学び」)
【著者紹介】
小野善郎 : 1984年和歌山県立医科大学卒業。大学病院、児童相談所で児童青年期の精神科医療に従事し、現在和歌山県精神保健福祉センター所長。日本精神神経学会専門医、日本児童青年精神医学会認定医
保坂亨 : 1983年東京大学大学院教育学研究科博士課程中退。東京大学教育学部助手(学生相談所専任相談員)、千葉大学教育学部講師、同助教授を経て、2002年より同教授、2013年より同大学教育学部附属教員養成開発センター長。千葉市教育委員会いじめ等の対策及び調査委員会委員長、子どもの虹情報研修センター企画評価委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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