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猫を償うに猫をもってせよ

小谷野敦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560031841
ISBN 10 : 4560031843
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2008
Japan

Content Description

目からウロコと皮肉な笑いの小谷野節炸裂。ひとりで泊まったラブホテル、もてない大女からもちかけられた共闘話、スポーツと性欲の関係など、幅広い知見を駆使して縦横に語り尽くすエッセイ集。

【著者紹介】
小谷野敦 : 1962年茨城県生まれ、埼玉県育ち。東京大学英文科卒業、同大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了。学術博士。東大非常勤講師、専修大学兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 阿部義彦

    図書館本。2008年、白水社刊。気難しく、毀誉褒貶の多い東大卒の評論家小谷野敦さんの雑文集。ここの小谷野敦さんは上機嫌で素直に面白いと思えました。フェミニズム関係そしてスポーツや得意の文学まで、凄く考えるヒントになりました。日々体験した納得の行かない事柄を熱くならずにユーモアを交えてスマートに書き綴ります。私と一歳しか歳は違わないけど、まず知識が半端では無いくらい違います。最後の母に関する思い出なんてじーんと来ました。

  • みなず

    流し読み。【同情できない貧乏話】と【おれおれ詐欺】に笑い、【シングルマザー幻想と【「十人並み」の謎】に、納得!高田真由子は、高(はしごたか)田万由子だが、“間違いが残るのも仕方がない”かもね。

  • echo.

    図書館であっというまに読んでしまった。コラムニストとして非常な名文だと思う。かつ、「全然+否定」の迷信や、「東大美女の謎」、われわれ(文章マニア)が普段話題にすることのかゆいところに手が届いている。ただしコラムは、それが名文であるほどに、速く読んでしまうので、買わないんだ。

  • カツェ

    雑文集にしても、再構成と編集をきっちりやっていて、ちゃんとしてるなあという印象。どうでもいい話も多いけど、それでも読ませるサービス精神がある。

  • shippo

    猫に関するエッセイかと思って読み始めたら全く違って、比較文学の研究者の方の雑文だった。フェミニストが読んだら頭から湯気を出して怒りそうなものから、「何故、寅さんは煙草を吸わないか?というものまで。猫に関する文章は全く無し。何故、このような題名を⁇

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