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東海道五十一駅

小谷野敦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784871986526
ISBN 10 : 4871986527
Format
Books
Release Date
August/2011
Japan

Content Description

大阪での大学の教員時代、電車に乗れなくなる神経症を描いた表題作「東海道五十一駅」ほか、「ロクシィの魔」など全3編収録。「母子寮前」で本年度上期芥川賞候補となった、小谷野敦のファン待望の最新作。

【著者紹介】
小谷野敦 : 1962年茨城県生まれ、埼玉県育ち。東京大学文学部英文学科卒。同大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了、学術博士。元大阪大学言語文化部助教授。比較文学者、作家。2002年に『聖母のいない国』でサントリー学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たくのみ

    文豪、名作、権威、あらゆるものを斬りまくる著者のナイフが、自身と周りに向かったとき、その切れ味は血みどろの惨状を生み出す。見え過ぎる、感じすぎるということは辛いのだろうが、私小説的世界として見せつけられると、訴訟すら演出ではと感じてしまう。

  • yoyogi kazuo

    西村賢太が日記の中で言及していたので図書館で借りて読む。同じ私小説でも西村賢太を読んでいると解放されるのに、こっちは窒息しそうになるのはなぜだろう。西村は「小谷野さんは車谷長𠮷の系統だと思う」と勝又浩との対談で言っていたが、車谷の小説も読んでいて息苦しくなる(これは私小説ではないが佐藤泰史の小説にも似たものを感じる)。表題作は、不安神経症の素因のある人が読んだらトリガーになりそうなので、つげ義春の日記と同じで、取扱注意。

  • kokada_jnet

    表題作は『文学部唯野教授』に感じた不満を解消してくれる、アカデミズムの世界の真の恐怖を描いた、暗さの極みの私小説。「ロクシィの魔」も私小説で発表していただきたかったが・・、やはり無理かしら。

  • at

    表題作の中で主人公に彼女が出来て分かれるまでの描写が殆ど無い。物語の進行上それが抜けているのを不思議に思ったが後書きに「書いたら提訴すると言われている箇所は、削除してある。」と書いてあったので、ああそれでかと思った。

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