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そして私も音楽になった サウンド・アッサンブラージュの人類学

小西公大

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784910855011
ISBN 10 : 4910855017
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「音楽」は、一つの楽曲を意味する言葉にとどまらないだろう。
「音楽」には、作品そのものに本来備わる特質・構造・意味/メッセージだけでなく、それがあらゆるアクター(表現者・オーディエンス・空間や環境・音楽プレイヤーや音響機材・人間の身体/心情や音をめぐるコンテクストなど)をつなぎ合わせ、一つの塊のように統合させようとする力があるからだ。
本書では、このようにさまざまなものを編み込んでいく音楽の力(=サウンド・アッサンブラージュ)を包括的に表現し、「音楽」の持つ意味を大きく拡張していく。
世界各所で音楽や芸能に向き合ってきた人類学者、音楽教育の実践者や作曲家らが、「音が生み出される場」の豊かな描出を通じて、「音楽の力とは何か」という問いに言葉を与えようと模索する、新たな音楽の民族誌。

【著者紹介】
小西公大 : 1975年生まれ。所属:東京学芸大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • YO)))

    記号的に消費される「モノ」としての音楽ではなく、聴衆や環境も含めたあらゆるアクターをつなぎ合わせ統合する「コト」=現象としての音楽に、「サウンド・アッサンブラージュ」=「音の/音による寄せ集め/組み(紡ぎ)合わせ」というコンセプトを立てて迫る、刺激的な一冊。 特にトータルな「場」としての音楽の力を感じさせてくれる論考として ・インド、タール砂漠で婚姻などの儀礼を司る楽師マーンガニヤール ・ウガンダの盛り場の口パクパフォーマンス「カリオキ」(カラオケが語源) ・高知の小学生によるガムラン演奏 などが興味深い

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