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高次元の図形を見る ブルーバックス

小笠英志

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065172834
ISBN 10 : 4065172837
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現代科学を理解するために不可欠な「高次元」を感覚的に捉える超入門書!

科学の入門書やニュースだけでなく、SF小説や映画、アニメなどで目や耳にする高次元や4次元の世界。世界中で研究されている摩訶不思議な世界の入り口を、我々にとって身近な1次元、2次元、3次元から1つずつ次元を増やして解説していきます。
我々の暮らしている3次元空間の中では絶対にほどけない「結び目」が、4次元を使えば「ほどけてしまう」という数学的手品も、本書で実演します。また、4次元の中ではほどけないものがあるという具体例もお見せします。想像力をフル稼働させて、「4次元」や「高次元」を具体的に見て感じて、さらに、「高次元の図形」を作って動かしていきます。

【本書の内容】
Part 1 高次元空間とは
・高次元空間という言葉を、数学的にきちんと説明しておきましょう

Part 2 高次元の出てくる例
・日常レベルのことを調べることから、経済や自然観測まで、かなり多くのところで、高次元空間は基本事項である

Part 3 宇宙について
・我々の存在している宇宙について、少しばかり

Part 4 結び目がほどける?
・高次元空間を見るとはどのような精神状態か、体験させてさしあげましょう

Part 5 4次元で結ばれる
・4次元空間の中でも、やはり、結ばれるものはある。4次元空間を直感力で念想しよう

Part 6 高次元で結ばれる
・高次元空間の中でも、やはり、結ばれるものはある。高次元空間を気合いで直覚する

Part 7 次元を1つ上げる
・次元を1個上げれば、右手系、左手系は区別できない。次元を1個上げることを想像して直観する

Part 8 高次元空間で操作する
・高次元空間の中の図形を、局所の操作だけで変形するようすを観照する

Part 9 3次元だけでも高次元が必要
・3次元空間R^3の中だけ考えていても高次元の、しかも、複雑な図形が出現する

【著者紹介】
小笠英志 : 数学者、作家、大学教員。東京大学大学院数理科学研究科博士課程修了。博士(数理科学)。元ブランダイス大学訪問研究員。研究テーマは、高次元結び目、1次元結び目およびその周辺(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei

    うーん難しい。著者もそれは理解された上でわかりやすく例を挙げて懇切丁寧に説明してくれているが、難しい分野だな。やはり前知識がいるよねと痛感した。

  • tom

    2019年12月、「三体」を読んだ。この本に出てきたのが十一次元空間。訳わからぬ。どんなものかと思った。そして、知ったのがこの本。多次元空間を見れるのかと思って買ってきた。3次元で結ばれたヒモが4次元でほどける。ここまでは分かった。でも、ここから先が分からない。以後、4回も5回も挑戦したけれど挫折。そして、1か月ほど前から再挑戦。繰り返し舐めるように読んで、4次元を「見る」直前まで到達した。でも、最後の最後で挫折。4次元空間を見る直前まで行ったのに残念無念。でも、どうにもならないと自分を納得させて読了。

  • Fondsaule

    ★★★☆☆ 高次元空間を見る方法と銘打っているが、実際に見るのではなく、想像するわけだ。

  • 田氏

    君はいつもそうやって僕を振り回すんだ、講談社ブルーバックス。怖くないからおいでよとでも言いたげに微笑んで、それに誘われるようにして僕が追いかけていくと、君の後ろ姿はどんどん遠くなっていく。やがてそれすらも見えなくなって、僕は自分が深い森の中に迷いこんでしまっていることに気づく。君の声だけがどこか遠くから聞こえ、木々にこだまする。何度目だろうか、僕はまたこうして君を見失って途方に暮れている。この森は一般書の次元と学術書の次元の、ちょうど狭間にある。僕は君に手が届く日を信じて、またそのうちここに迷い込むのだ。

  • inami

    ◉読書 ★3 一般的に?この世は三次元で、それに時間軸を加え四次元空間と呼んでいる。宇宙などに興味があって関連する本をよく読むのだが、毎度といっていいように、「超弦理論」、「M理論」といった高次元の空間モデルに遭遇する。もちろん理解できないが(笑)、10次元とか11次元とかどういうこと?と思う。以前『四次元が見えるようになる本:根上生也』を読み、四次元に挑戦!みごと見えた(感じた)ことには感動したのだが・・もっと数学の知識が必要ですね、高次元を感じたいという思いは人間の本能のひとつなのか?自分だけか・・笑

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