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ISBN 10 : 4344985982
Content Description
13世紀末、現在のトルコ共和国の片隅で誕生したオスマン集団は、やがて三大陸をまたにかける大帝国となった。1453年ビザンツ帝国コンスタンティノープル陥落、1529年ウィーン包囲など、世界で最も強大な国家を築き上げ、イスラム世界の覇者として君臨した。世界史上稀にみる600年もの長きにわたる繁栄の理由は、さまざまな出自を持つ人々が活躍しえたことにあった――。優れた改革を推し進めたスルタン達、西洋列強に劣らぬ文化を確立した芸術家、そして政治に影響を与えた女性たちの活躍。多様な経歴の10の人生を通して、大国の興亡をひもとく一冊。
[著者について]
一九七四年、北海道北見市生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業。
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。
現在、九州大学大学院人文科学研究院イスラム文明学講座准教授。
専門はオスマン帝国史、トルコ共和国史。
『イスラーム世界における王朝起源論の生成と変容――古典期オスマン帝国の系譜伝承をめぐって』(刀水書房、二〇一四年)、『オスマン帝国――繁栄と衰亡の600年史』(中公新書、二〇一八年。第一四回樫山純三賞受賞)など著書多数。
【著者紹介】
小笠原弘幸 : 1974年、北海道北見市生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、九州大学大学院人文科学研究院イスラム文明史学講座准教授。専門はオスマン帝国史、トルコ共和国史。『オスマン帝国―繁栄と衰亡の600年史』(中公新書、2018年。第一四回樫山純三賞受賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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