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ISBN 10 : 4642083901
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古代に都が営まれ、東アジアの文化や情報の受容拠点であった奈良。飛鳥・白鳳期の25寺院跡などを、考古学の発掘成果と『日本書紀』などをふまえて紹介。寺院跡の所在地と瓦類から、有力氏族相互の実態に言及する。
目次 : 第1部 飛鳥時代の古代寺院(飛鳥寺跡―日本最古の寺院の造営と一塔三金堂式伽藍/ 豊浦寺跡―高句麗系の瓦を葺く蘇我氏の尼寺/ 法隆寺若草伽藍跡―厩戸皇子が斑鳩宮の西に建立した伽藍/ 坂田寺跡―飛鳥寺の仏像を造った渡来系氏族の尼寺/ 奥山久米寺跡―上宮王家とつながる蘇我傍系氏族の氏寺 ほか)/ 第2部 白鳳時代の古代寺院(二光寺廃寺・朝妻廃寺―東漢氏の一族が建立した渡来系氏族の氏寺/ 川原寺跡―天智天皇建立の国家的伽藍と山背・近江の寺/ 大官大寺跡―藤原京に建立した国家の大寺/ ドドコロ廃寺―大和東北部に建立された渡来系氏族の氏寺/ 古市廃寺―大和東北部に建てられた小野氏の氏寺か ほか)
【著者紹介】
小笠原好彦 : 1941年青森市に生まれる。1966年東北大学大学院文学研究科修士課程修了。奈良国立文化財研究所主任研究官、滋賀大学教授、明治大学大学院特任教授を経て現在、滋賀大学名誉教授・博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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