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出口のない家 警備員が見た特別養護老人ホ-ムの夜と昼

小笠原和彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784768469330
ISBN 10 : 4768469337
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2006
Japan

Content Description

2年間で4つの老人ホームに勤務した著者が、利用者も職員も知らない老人ホームの世界をわかりやすく綴った本。特別養護老人ホームの選び方も紹介。家族を老人ホームに入居させようとしている人に贈る1冊。

【著者紹介】
小笠原和彦 : 1945年、秋田県に生まれる。中央大学法学部卒業。野田市役所勤務、雑誌『市民』を経て、工場労働者などの傍ら執筆活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アイスマン

    「人は歳をとるにつれて子供に近づく」といわれるが、実態とも合致していた。 イジメもあるし、ケンカもある。 理性より感情が優位となる事で、ぬいぐるみを持ち歩いたり、駄々をこねたりするのである。

  • ゆうゆう

    2004年から老人ホームで2年間勤めた筆者のルポ。できればお世話になりたくないし、家族の負担にもなりたくない。自分が老いることは考えたくないが、健康でいること、けがをしないようにすること、基礎体力は落とさないようにしたい…云々切実に思った。筆者が最初に勤めた施設が、ごくごく平均的な一般的な施設のように思ってしまうが、人生の最後ぐらい楽しく心穏やかに過ごしたいなぁ。いい生き方ってなんだろう。老いて人の力を借りなきゃいけないにしても、福祉の賢い利用の仕方、いい事業者とか教えてほしい…

  • りんふぁ

    再読だったとは。興味や気になるものはかわらないようです。さて再読と分からずよみましたが、とある老人ホームに警備員として働いた方の感想本。人手不足で手伝う気持ちも、手伝われて困る気持ちも両方わかる。中途半端に関わるなら、職員になれって思ってしまうもの。何かあっても責任取れないし。善意が問題行動の助長になりもする。どうせなら良いと書いた施設と比べて書いて欲しかったかな。一参考にはなるけど、どんな職場でも頑張って働いている人がいるから、施設への色眼鏡になったら哀しい。

  • りんふぁ

    なんでしょう、この本の特養をみても、そんなもんだよね…と受け入れてしまえる自分の感覚に、悪い意味で麻痺してるな と感じました。やはりね、どんな施設でも第三者がみて普通にみえるのが最低ラインですよね。しかし、働いていると感覚に麻痺が生じてしまう。朱に交わらないようにしていきたいです。

  • あすなろう

    この本に出てくる特養はきっと珍しくないでしょうね。安価で利用できる施設が必要なのは分かりますが、このような場所では働きたくもないし、もちろん入りたくもないし、身内は入れたくないですね。

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