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新編日本古典文学全集 30

小町谷照彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784096580301
ISBN 10 : 4096580309
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2001
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

飛鳥井の女君を喪い、源氏の宮、女二の宮に寄せる愛もかなえられない狭衣の君は、出家の思いを強めるが、新たな女性と結ばれることに…。卓抜した文章で愛の不毛を描き、現代に通じる物語造型を達成した王朝悲劇。

【著者紹介】
小町谷照彦 : 1936年、長野県生れ。東京大学卒。平安文学専攻。東京経済大学教授

後藤祥子 : 1938年、東京都生れ。日本女子大学卒。平安文学専攻。日本女子大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • a

    中将が、源氏の宮に涙ながらに告白する場面すごく切なかった。そのへんの少女マンガには負けないキュンキュンっぷり。

  • 鴨の入れ首

    平安時代中期の王朝物語「狭衣物語」の現代語訳付き解説書の下巻です。不幸な恋愛遍歴の末に理想に近い伴侶を得て栄華を極める狭衣大将の、それでも満たされない孤独と憂愁は、明らかに源氏物語の宇治十帖の影響を受けた一次創作と思われます。一応の大団円でありながら誰も幸せになっていない結末が、薄暗い読後感に繋がっています。

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