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日本の名作 近代小説62篇

小田切進

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121003522
ISBN 10 : 4121003527
Format
Books
Publisher
Release Date
March/1993
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • モリータ

    ◆1974年刊。'22/2/4購入。パラパラ用。教材に使えるかもしれないと思い。◆「この本は日本近代・現代文学の名作の中から、『浮雲』にはじまり『天平の甍』にいたるまでの六十二篇を選んでとり上げ、それぞれの作品から原文の一部を生かして梗概をたどったあと、その作品のすぐれているところ、その意味について解説し、批評を述べたもの(「まえがき」より)」◆作品中、1/4ほどは未読。

  • くまくま

    明治〜昭和中期までの小説62篇。読んだことがあるものはわずか6篇、聞いたことある作品は23篇、まだまだ知識不足なことを痛感させられた。多様なジャンルがあり、開国から100年前後の間に日本の文学は成熟していたことがわかった。古典を読めという意見はこれまで聞き流していたが、作品の完成度の高さを思い知らされ、蔑ろにできないなと思った。青空文庫も利用しながらせめて10篇くらいは読んでおきたい。

  • 禿頭王

    膨大な近代文学作品の中から、62編をピックアップ。あらすじと解説が付いているので、ブックリストとしての役割は十分。誰もが知っている有名作者・作品だけでなく、少しニッチな作者・作品を取り上げているのも好印象。より編者の個性を感じたいならば、荒川洋治『文庫の読書』もおすすめ。

  • サトル

    日本の名作の名作たる所以をビギナーレベルで良いから知りたくて読んでみたが、著者の渾身の編纂をまえがきを最後に読んで思わず唸ってしまった。日本近代文学の出発点となった二葉亭四迷「浮雲」から井上靖「天平の甍」までの62篇。それぞれの時代や思潮、流派を代表するベストセレクトの名作が並んでいる。出版されたのが昭和49年だから、著者のその後の日本文学への眼差しを続編として垣間見たかった。この本に掲げられた名作の雫を手にとると、日本の近代文学という壮大な海原へ漕ぎ出してゆけそうな、そんな充足感に浸れる新書だった。

  • mi mi

    2019年12月に古本で購入。

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