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どうする中山間直接支払制度 迷走から未来へ

小田切徳美

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784540251269
ISBN 10 : 4540251260
Format
Books
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

25年間の歴史を持つ中山間地域等直接支払制度が揺れている。直接の契機は、本制度の5期対策(2020〜2024年)に導入された集落機能強化加算について、農水省が廃止を打ち出したことにある。本書は2000年度から発足し、「集落協定」という農村集落を基盤とする日本独自の支援方式として設立、展開してきた制度を、農村社会の変化とあわせて振り返る。第5期末のおける混迷の要因を冷静に分析しつつ、今後のあり方を展望する、それは農村政策の問題であると同時に、制度設計における透明性の確保という課題に答えることでもある。

【著者紹介】
小田切徳美 : 明治大学農学部教授。専門は農政学・農村政策論、地域ガバナンス論。1959年、神奈川県生まれ。東京大学大学院農学系研究科博士課程単位取得退学。博士(農学)。農林水産省「中山間地域等直接支払制度検討会」委員。「中山間地域等総合対策検討会」(第1期、第2期第三者機関)委員

橋口卓也 : 明治大学農学部教授。専門は農業経済学、農政学。1968年、鹿児島県生まれ。東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程修了。博士(農学)。農林水産省「中山間地域等直接支払制度に関する第三者委員会(第5期)」委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1.3manen

    昨日、I書店にて購入。この制度を活用して、今の米価高騰をどう制御できるか? データを振り返ると、この先の担い手不足は絶望的な感じがする。しかし、副題に未来が書いてある。ということは、内発的発展をどう活かして、地域や集落を再生できるか? この問いは現世代、将来世代共通の課題である。私には自宅の耕作放棄地や空き家候補を制度でなんとかなるのなら、なんとかしたいと思う。クマの出没もこの制度でなんとかならないのか。今後、この制度はクマ対策や担い手、資源維持のあり方と合わせて、時代に合わせて進化する必要がある。

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