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宮脇俊三の紀行文学を読む

小牟田哲彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784120054693
ISBN 10 : 4120054691
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

昭和の赤字ローカル線、廃線跡、戒厳令下台湾の人々…「写真のいらない」紀行文学で、懐かしいあの頃へ旅をする。

目次 : 第1章 国内紀行1『時刻表2万キロ』/ 第2章 国内紀行2『最長片道切符の旅』/ 第3章 国内紀行3『終着駅へ行ってきます』/ 第4章 国内紀行4『時刻表おくのほそ道』/ 第5章 国内紀行5『失われた鉄道を求めて』/ 第6章 海外紀行1『台湾鉄路千公里』/ 第7章 海外紀行2『インド鉄道紀行』/ 第8章 小説『殺意の風景』/ 第9章 歴史紀行1 日本通史紀行三部作(『古代史紀行』『平安・鎌倉史紀行』『室町・戦国史紀行』)/ 第10章 歴史紀行2『時刻表昭和史』

【著者紹介】
小牟田哲彦 : 昭和50年、東京生まれ。早稲田大学法学部卒業、筑波大学大学院ビジネス科学研究科企業科学専攻博士後期課程単位取得退学。日本及び東アジアの近現代交通史や鉄道に関する研究・文芸活動を専門とする。平成7年、日本国内のJR線約2万キロを全線完乗。世界70ヵ国余りにおける鉄道乗車距離の総延長は8万キロを超える。平成28年、『大日本帝国の海外鉄道』で第41回交通図書賞奨励賞受賞。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • うっちー

    私が乗り鉄になったのは、宮脇作品を読んだ影響であることを、再認識しました

  • ろべると

    鉄道紀行の名手であった宮脇俊三の著作を回想した本。第一作の「時刻表二万キロ」が出たのが1978年のことで、鉄道旅行好きの当時高校生の私はむさぼるように読んだのだった。単なる鉄道マニア向けではなく、幅広い読者を獲得することで内田百聞と並ぶ存在となった宮脇は、中央公論社社員として中公新書の創刊や「世界の歴史」出版に関わったほか、北杜夫「どくとるマンボウ航海記」の担当者も務めたそうで、飄々としたユーモアが共通して感じられる。こういう本が最近になって出るのも感慨深い。本棚にある厳選4冊を久しぶりに読みたくなった。

  • やまほら

    私は宮脇俊三の愛読者であった。耽読者であったと言ってもいい。著書はほぼすべて読んだし、初期のものを除けば単行本発売後すぐ購入して読んだ。最初期の『時刻表二万キロ』『最長片道切符の旅』等は、何度読んだことだろう。そんな宮脇の代表作品を、『旅行ガイドブックから読み解く 明治・大正・昭和 日本人のアジア観光』で、主として戦前の旅行ガイドを、裏表から深く「読み解」いた著者が「読み解く」本書。同意するところ、納得するところ、感心するところの連続。少なくとも鉄道書としては、対象が宮脇だからこそ、著者だからこその作品。

  • yujiru2001

    「なんにも用事がないけれど、汽車に乗つて大阪へ行つて来ようと思ふ」

  • ちょーのすけ

    NHKラジオの講座番組の書籍化。そんな番組を全然知らなかったので残念。さて。『時刻表2万キロ』単行本が出た際、書店で、これは何だろうと?手に取って開いたら、第1章が自分の地元が舞台で、更に何だこれ?買いませんでしたが。数年後、河出文庫発刊の第1弾として並んでいるのを目にして、今度は買った。もう10回以上読んでいて、僕にとって生涯ベストな1冊。『時刻表昭和史』もベストを窺う1冊ですが。

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